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理数教育

「水力自動車をもっともっと遠くまで!」

投稿日2024/11/17

 11/3(日)、中学1・2年生が日曜日に学校へ来て、水力自動車を走らせました。
最初は本当にばらばらのパーツで、それを自分で組み合わせ、走れるようにしていきます。
もちろんただ走らせるだけではありません。
より遠くまで、それも他の人よりも遠くまでを目指してです。
男の子はこう言われると燃えてきます。
最初は元のパーツだけで遠くを目指しました。
みんなで作った同じ条件のものをスタートにし、タンクの水の量、タンク内の空気を圧縮する回数などなど、いろいろな条件を試していきます。

ここからが探究の始まりです。探究は難しいものではなく、
実験条件の決定+実験→結果→考察(予想)→予想を検証する実験条件の決定+実験→結果→考察(予想)…
とループさせていくことです。
ただ闇雲に試していくのではなく、条件を1つずつ変えて試していき、次の結果を予想しながらまた取り組みます。

今回1テーブルに1人そばについてくださったスタッフさんが1回の実験の後に振り返りをきちんと行い、次の実験を見守ってくださいました。
生徒たちがそれらのバランスを工夫すると、最初は1mも進まなかった水力自動車が14m以上に進むようになりました。
大体コツを掴んできたといった時に新しいパーツが一気に投入されます。
こうなってくると可能なパターンが増え一気に考察が難しくなりますが、コツを掴んだ生徒たちは遠くまで進む条件を考察し、自由な発想で変えるべき条件を見出していました。

全ての班でもう補助の必要もなく探究活動の自走ができたいたように思います。

運営して頂いたKAMAKEさん、並びに急な募集にも関わらず参加を決めて頂いた保護者の方々、誠にありがとうございました。

 

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