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表象文化研究部

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金沢合宿(最終日)その2

投稿日2018/8/9

8月8日(水)
〇最終日その2

泉鏡花と徳田秋聲は、尾崎紅葉門下生でライバル的存在。泉鏡花は「高野聖」「歌行燈」「草迷宮」「天守物語」などが代表作で、怪奇的・浪漫的な話の展開が特徴。徳田秋聲は戦争中に時局に抵抗し「縮図」を書くのをやめたくらいに、社会の中での女性主人公がいかに生きていくかを描き続けた作家でしょう。「黴」「あらくれ」「仮装人物」が有名です。ともに石川県出身。ひがし茶屋街では、文化財に指定されている「志摩」を取材しました。

3日間の充実した金沢合宿で触れたものを、今後どのようにそれぞれが活かしていけるか考えていきたいものです。

また9月の学園祭では、金沢合宿だけではなく、これまでの京都・鎌倉合宿を含めて展示したいと考えています。さらに普段の東京都内の美術館鑑賞についても総まとめをする予定になっています。さて、どのようになりますか。動いたら、次は立ち止まってまとめ、意識的に整理し、次へとつながる発見をしていく。表象文化研究部は普段の「創発学」プログラムのさらなる応用をしていきたいものですね。

最後に、金沢ご出身の井上先生には、予定段階からまた、たまたま帰省中とのことで現地でも一方ならぬお世話になり感謝申し上げます。

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