参加した生徒に感想を書いてもらいました。何人か代表して掲載します。
W.K君(高2)
今回は交流会ということで様々な学校の方々とボードゲームをしてきました。交流会は100人以上の人が参加しており非常に人が多かったです。私が初めて交流会に参加した時より圧倒的に人が増えており驚きました。
私はQuarto!、人狼、ぬくみ温泉繁盛記の3つをプレイさせてもらいました。
Quarto!はマルや四角コマを置いて行う発展型のマルバツゲームのようなゲームなのですがマルバツ(このゲームでは丸と四角)の他にコマの背の高い低いとコマのくぼみの有無のどれかが一列揃えば勝ちになるゲームだったのでマルバツゲームより考える要素が増えてました。
人狼は1ラウンドごとに人を減らしていき、人狼と人の人数を競う一般的なルールで行ったのですがこの交流会ではハムスターという一般人の中から選ばれ、人狼によっては死なないが占い師に占われると死ぬ、勝利条件はゲーム終了時に生きていること(ハムスターの勝利条件は他の勝利条件より優先される)が追加されていてよりゲームが複雑になっていました。私がやった時は人狼側が占い師を偽っており人間側はかったぱじから怪しい占い師を処刑してしまいハムスターを殺し難くなりハムスターの勝利になりました。
ぬくみ温泉繁盛記は資金と資源を管理しつつラウンド毎に早い者勝ちで取られていくアクションを行い温泉を発展させていくワーカープレイスメントゲームでした。私はこのタイプのゲームはあまり得意でないのでかなり苦戦しました。
以上3つのゲームを今回プレイしました。普段あまりプレイしないようなゲームができたので交流会はとても楽しかったです。
【顧問より】
普段はモノポリー以外のゲームをすることがあまりないので良い経験になったようです。「ぬくみ温泉繁盛記」はタイトルや見た目に反しガチガチのワーカープレイスメントのようでいろいろ考えることが多そうです。大会や交流会でいろいろな人と積極的に話ができるようになるといいですね。
S.K君(高1)
他校の人と卓を囲むのが初めてで貴重な体験をすることができました。普段やる部活の人とは違って新鮮味があってよかったです。交流会でやったゲームとしてスプレンダーというゲームがすごくおもしおかったです。ルールがわからない中優しく教えてくれた生徒さんとまた卓を囲みたいです。
【顧問より】
部内戦だけだとある程度行動パターンも一定になってしまうところがあります。他校の生徒と交流するというのは行動パターンが一定にならず、いろいろ考えることもできるので良い経験になったことと思います。「スプレンダ」は1時間程度のゲームながらいろいろ考えることの多いゲームです。周りのプレーヤーの狙いも推測する必要があるので視野が広がるのではないでしょうか。
Y君(部長・高2)
今回の交流大会では、前回の選手権大会とは違いモノポリー、カルカソンヌ、カタンの大会はなく知らないゲームのみプレイすると聞いていて正直楽しめるか不安でしたが、さまざまな人と知らないゲームを楽しめて満足でした。印象に残っているのは『ハイパーロボット』というロボットを目的地まで動かす際の最短ルートを探すゲームです。このゲームはかなり難しく奮闘している際に途中参戦してきた中学生の子が一瞬でその盤面の最短ルートを回答してきて驚きました。その子はその盤面だけでなく、その後の盤面でもほぼ無双状態でした。自分の頭がいかに固く、その子の頭はいかに柔らかいかを思い知らされました。
また今年初めて部長として参加し、部の紹介をするということをしました。少し緊張しましたが、大勢の前で部の目標を発表することもでき、そのおかげで、有言実行したいという意志もさらに固まりました。
次、この会に行くときは選手権大会もあるので、部として三種目三冠できるように部活動をみんなで頑張っていきたいと部長としては考えています。最後になりますが、部員全員異文化交流を楽しめるような機会を準備してくださった、先生方に感謝いたします。ありがとうございました。
【顧問より】
『ハイパーロボット』は新作とのことですがみんなでワイワイと楽しめるゲームのようですね。この手のものは中学生や小学生の方が上手だったりするのもよくあることです。「なんでそんなに早く見つけられるの?!」と大人が驚くこともよくありますね。
11月には選手権大会があります。モノポリーはすでに優勝しているのでカタン、カルカソンヌで上位に入り、総合でも上位に入賞するのが目標になりそうです。組み合わせ次第では…と思える部分もありますがまずは地力をつけるようにしたいところですね。