7/23(日)に開催された日本選手権関東地区大会に部員と顧問で参加しました。
2023年度の日本選手権に向けた地区大会は5月の中国地区大会2つ(岡山・広島)から始まりました。北海道(札幌)や東北(仙台)、近畿(大阪)、北陸(鯖江)など各地区大会が行われ、地区大会の代表や他の大会(会長杯・名人戦・その他特別な大会)の入賞者などもそろったところで例年年末~翌年3月までの間に全国大会を開催し日本一を決定します。
関東地区大会は例年大井町で7~8月に実施されます。最近は家族連れでの参加も見られるようになりました。新入部員にとってモノポリーの外部の大会は初めてになりますが緊張せずに(といっても無理な話かもしれませんが)プレーできたでしょうか?
結果は以下のようになりました。
T.K君(高2) ××◎
S.K君(高2) ×××
H君(高2) ◎◎◎→全国大会出場権獲得!
Y君(中1) ×××
T.I君(高1) ×◎×
W.K君(高3) ×××
S.M君(中1) ×◎×
K君(中1) ◎××
I君(高1) ×××
E.K君(高1) ◎××
O君(中1) ×××
R.K君(OB) ×××
A君(OB) –×
※◎→モノポリー勝ち、×→破産
高校2年のH君が3連続モノポリー勝ちで全国大会出場権を獲得しました。昨年度のW.K君(当時高2)に続いての3連勝、部員が全国大会に出場するのは4年連続になりました。
以下、参加した生徒の感想(一部)です。
H君(高2)
久しぶりの大会で緊張していたがいつもよりいいプレイができたと思う。 2連勝目で3回戦の卓が上級者卓だったがいつも通りにプレイでき勝つことができたので全国大会へ駒を進めることができた。
今後来年の全国大会へ向けて本格的に練習をしていきたい。
【顧問より】
2年生の中では実力No1とも目されましたが昨年度に続いて3ゲームストレート勝ちで全国大会出場を決めました。3ゲーム目は2連勝したこともあってベテラン勢の中でのプレーになりましたが物おじせずにプレーできていたようです。モノポリーのサークルでも練習したいとのこと、全国大会に向けていろいろな人とプレーをしてほしいと思います。
W.K君(高3)
ついに引退試合が終わってしまった。中1でモノポリー同好会(当時はまだ同好会だった)に入った時は6年間はとても長いと思っていたのに。
今回の会場は久しぶりに大井町のきゅりあんだった。そこは初めて大会に参加した時の会場だったのでまた来れて嬉しかった。試合の結果は3試合とも勝てなかったが楽しくプレイができたので良かった。
【顧問より】
中学入学時から部に入部し部活動はモノポリー部一筋で活動してきてこの大会で高校での活動は一区切りとなりました。昨年度は全国大会にも出場していい経験になったかなと思います。部活動以外でも学校行事や学習にも意欲的に取り組んでいました。これからは大学受験になりますが今までの経験はいろいろな場面で役に立つことと思います。
S.K君(高2)
普段の部活内のゲームよりも交渉のペースが早いと感じた。どの人も交渉も凄くて勉強になった。
物件運が悪くても交渉次第でいくらでも勝てるのだなぁと、とても良い勉強になった。
【顧問より】
ダイスに恵まれなくても交渉次第でどうにかなるのがモノポリーの醍醐味の1つです。(ダイスに恵まれることもありますがそれも同様ですね)慣れている人同士だと交渉のペースも早くなります。他のプレーヤー同士の交渉でも「自分ならどうするか」「自分ならこの交渉にYESかNOか」と考えながら聞くといいでしょう。
S.M君(中1)
僕は2回は勝ちたいなと思ってたのですが、1回しか勝てませんでした。しかも1回勝てたのが、3人テーブルで1人が15分ぐらいで破産してしまったので水色を全部ホテルにしてた自分が勝ったみたいな感じなので、残念ながらそこまで嬉しくなかったです・・・。また、廣原先輩が3連勝していてすごいなと思いました。廣原先輩は2年目と言う事なので僕も来年2年目で3連勝出来るように頑張ります。
【顧問より】
どういう状況であれ、初出場でモノポリー勝ちをすること自体すばらしいことです。(時間内にモノポリー勝ちをするには最後の2人で自分が有利な状況になってもやるべきことが多くあります)外部の活動にも積極的なのでぜひいろいろな人とプレーをして経験を積んでいきましょう。
O君(中1)
関東地区大会の感想はあまりにも運が悪かったのか作戦がうまくいっていなかったかわわからないが結果は全て破産してしまいましたが,色々な人とモノポリーで交流できたのはとても嬉しかったです。このような機会があったらまた参加し絵リベンジしたいです。
【顧問より】
最近は部員にアドバイスをしてくださる方も増えていて顧問としてはありがたいですね。大会では普段プレーしない人とプレーをする貴重な機会なので気になることがあればどんどん質問していきましょう。
E.K君(高1)
モノポリー部に入って初めての大会でした。大会では物件の色ごとの特徴など今までモノポリーをやってきて学んだことを意識しながらやりました。そして、一緒にプレイした方々からも3人で行う際は他の人とお金を共有していることも考えるなど場を支配しているプレイヤーの妨害について新たに学ぶこともありました。この大会は初心者から抜け出すよう成長する良いきっかけでした。
【顧問より】
部内戦ではあまり考えていないことも知ることができたように思います。それぞれがモノポリー勝ちを目指すのですが、その中でトップを叩くために他の2人or3人が一時的に手を組んで権利書をそろえることもあります。そういったことも考えられるようになると初心者の段階からステップアップできると思います。部内戦でもいろいろなことを考えながらプレーしてみましょう。
I君(高1)
試合と言えど序盤から土地が買えなかったり、相手の家を建てたマスにいつも当たってしまうなど、どんだけ工夫しても仕方ない所もあった。ただ、オレンジや赤が非常に凶悪だというのが身をもって感じた。だがそれと同時に素晴らしい体験をしたと心から思う。
【顧問より】
オレンジやレッドはそこだけで勝てるカラーグループです。なので交渉では家1件を増やすかどうかで厳しい内容になることもあります。そういう経験も積んでいくことで交渉のスキルなども上がっていくと思います。また、ダイスに恵まれずどんなに頑張ってもいい結果にならないこともあります。それはそういうゲームだったと割り切ることも大切です。その中でも「自分にできることは他になかったか」を考えることが成長の糧になると思います。
ちなみに顧問は×××でした。1ゲーム目はモノポリー勝ち寸前までいきながら時間切れ。ツメが甘いですね・・・