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鉄道研究部

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雨の日の散策 鶴見線

投稿日2023/4/9

2023年3月26日(日)

鶴見駅―(鶴見線)―国道駅…鶴見小野駅…弁天橋駅―(鶴見線)―浅野駅―(鶴見線)―海芝浦駅―(鶴見線)―新芝浦駅…浅野駅―(鶴見線)―武蔵白石駅…大川駅…武蔵白石駅―(鶴見線)―扇町駅…昭和駅…浜川崎駅―(南武支線)―尻手駅・解散

春休み、鶴見線を散策しました。先日まで暖かい春の陽気が続いていたのに、今日は凄く雨が降りました。部員たちはびしょ濡れになりましたが、なぜか気分が高揚し、水たまりの中をはしゃいで走り回っていました。

鶴見線の紹介 中1A組 サー

鶴見線とは、鶴見-扇町間を結ぶJR東日本の路線の一つであり、浅野-海芝浦間を走る海芝浦支線と武蔵白石-大川間を走る大川支線を持っている。

歴史

1924年に浅野財閥が中心となって鶴見臨港鉄道会社を設立。浅野総一郎が取締役社長に就任し、1926年3月10日に浜川崎-弁天橋間、大川支線分岐点-大川間が貨物線として開業。同年4月10日には石油支線分岐点-石油(のちの浜安善駅)が開業。1928年に浜川崎-扇町間が開業した。1932年6月10日に芝浦製作所(現在の東芝)の専用線を買収し浅野-新芝浦間が開業。1934年12月23日に鶴見駅に乗り入れ開始。1943年国有化し、鶴見線となる。1971年に鶴見駅を除いた各駅の出改札業務が全て無人化された。

ナンバリング

鶴見線内のナンバリングはJIである。

鶴見線の見どころ

1.駅舎が国鉄時代の面影を残しており、車両も国鉄型の車両

2.本線の鶴見-国道間に残っている本山駅跡

本山駅跡

3.鶴見-国道間で東海道線、京急線などの路線を跨ぐ

4.ホラー要素全開の国道駅

  1. 扇町の猫

6.”出られない”秘境駅海芝浦駅 

7.本数が少なく、日中は運行しない大川支線

8.各線に残る廃線跡

運行形態

旅客輸送

全ての列車が各駅停車であり、全列車が鶴見駅を発車する。

朝夕は鶴見-浅野間が3〜10分間隔、浅野-扇町、海芝浦間が10、20分間である。

日中は鶴見-扇町、海芝浦間で1時間に1、2間隔で運行されていたが、2009年の改正で2時間間隔に減便され、武蔵白石、浜川崎止まりの列車が多くなった。浅野-武蔵白石間は20分、浜川崎間は40分間隔が基本であるが、海芝浦発着列車がある関係で浅野-武蔵白石間が40分間隔になる時間帯がある。大川支線は日中(9~16時台)は1本も運行されておらず、土休日は朝の2往復と夕方の1往復のみである。2004年3月13日の改正まで土曜ダイヤが残されていたが、改正によって休日ダイヤと統合された。夜間停泊は鶴見と弁天橋で行っており、南武線浜川崎支線で運行している205系1000番台の出入りのため、弁天橋-尻手間で回送列車が設置されている。

鶴見-弁天橋間・鶴見-武蔵白石間・鶴見-浜川崎間・鶴見-扇町間・鶴見-海芝浦間・鶴見-大川間(武蔵白石駅は通過)・弁天橋-尻手間(回送列車)

貨物輸送

沿線が工場の並ぶ京浜工業地帯であるため、かつては多数の専用線が各駅に接続し、化学薬品や石油等の輸送が盛んに行われていた。その後、鉄道貨物輸送の縮小により、大きく数を減らしたが、現在は扇町駅(三井埠頭)への残土輸送と安善からの在日米軍横田基地向けの石油(ジェット燃料)輸送が行われている。また、海芝浦支線は定期列車が運行されることはないが、新芝浦の東芝向けの特大貨物輸送がまれに行われる。

鶴見線・南武支線の駅紹介  高1B組 タケ

2023/3/26に鶴見線・南武支線に行って参りましたのでその駅の紹介をします。

鶴見線は、鶴見-浜川崎-扇町の本線と、浅野-海芝浦の海芝浦支線、安善-(武蔵白石)-大川の大川支線から成ります。

南武支線は、尻手-浜川崎から成ります。

(1)鶴見駅 JI 01 鶴見線の中心駅で3方面への電車の起点駅です。京浜東北線に乗り換えできます。鶴見線の鶴見駅は高架となっており、京浜東北線とは上下での乗り換えとなっています。東海道線・横須賀線・貨物・JR・相鉄直通線はホームはありませんが鶴見駅を通ります。付近に京急本線の京急鶴見駅があり乗り換えられます。

(2)国道駅 JI 02 鶴見駅を出発し一駅目。国鉄・鶴見臨港鉄道の香りが漂う国道駅です。「国道」という名の通り、国道15号線(第一京浜)に接しています。

(3)鶴見小野駅 JI 03 鶴見川を渡り到着する鶴見小野駅です。鶴見小野駅周辺は住宅や横浜サイエンスフロンティア高校があり一定の利用があります。末広町の工業地帯はこちらです。

(4)弁天橋駅 JI 04 鶴見線営業所がある弁天橋駅です。駅の西側の数本の留置線が広がり、鶴見線の205系の他、南武支線の205系も留置されています。南武支線の早朝に小田栄駅始発の尻手行きがありますが、当駅から回送されます。

(5)浅野駅 JI 05 本線と海芝浦支線の分岐駅、浅野駅です。当駅はY字の構造となっており、1,2番線が本線、3,4番線が海芝浦支線のホームとなっています。互いに構内踏切で接続されています。

(6)安善駅 JI 06 本線と大川支線が実質的に分岐する安善駅です。安善駅南には、タキが大量に常備されています。

(7)武蔵白石駅 JI 07 本線と大川支線の本当の分岐駅・武蔵白石駅です。大川支線は武蔵白石駅の南を擦り通過します。当駅での鶴見方面の折り返し電車もあります。

(8)浜川崎駅 JI 08 JN 54 鶴見線と南武支線の乗り換え駅・浜川崎駅です。当駅の改札は分離されていますが鶴見線と南武支線の相互を乗り換える場合に限り、改札機に交通系ICカードをタッチせずに乗り換えできます。当駅から東京方面は、東海道貨物線が川崎貨物駅へ線路を伸ばしています。

(9)昭和駅 JI 09 川崎市バスと臨港バスで駅前のバス停の名前が異なる、昭和駅です。昭和駅は、昭和電工から名前が来ています。

(10)扇町駅 JI 10 鶴見線本線の終着駅・扇町駅です。日中は2時間に一本なので川崎駅からの臨港バス川22系統の三井埠頭行きに乗車したほうが便利です。扇町駅は猫がよくいることで有名で、晴れている日は猫がくることがあります。

(11)新芝浦駅 JI 51 ここまでは一般の人も徒歩で来られる場所です。ここから先、東芝の私有地なので立ち入ることができません。

(12)海芝浦駅 JI 52 電車と海(運河)が面する海芝浦駅です。海芝浦駅は、東芝の関係者のための駅で、一般の人は海芝公園のみ使用できます。

(13)大川駅 JI 61 大川駅の本数は少なめで、通勤に特化したダイヤとなっていて、朝夕しか電車は走っていません。土休日に至っては1日3往復とかなり少ないです。大川駅から武蔵白石駅は徒歩15分ほどで到達できます。

(14)小田栄駅 JN 53 2016年に開業した新しい駅で、近くにイトーヨーカドー・コーナン・カワサキアイランドスイートが位置する小田栄駅です。開業当初より無人駅で券売機もありません。早朝一本、弁天橋から回送された当駅始発が走ります。

(15)川崎新町駅 JN 52 神奈川県立川崎高校が近くに位置する川崎新町駅です。京町地区へのアクセスも可能ですが、圧倒的に臨港バスのほうが便利です…

(16)八丁畷駅 JN 51 京急本線と乗り換えられる八丁畷駅です。ですが京急は普通しか停まらなく、乗り換え駅としては案内されていません。

(17)尻手駅 JN 02 南武線の本線と接続する尻手駅です。以前は武蔵中原からの回送列車が1番線に入りそこで当駅始発となった列車もありませんが、今は全列車3番線での発着です。

鶴見線の車両 中1A組 マキ

205系 205系は1985年に開発された、国鉄初の本格的な車両で元々埼京線や山手線などで活躍していましたが時代と共に古い車両という扱いが多くなり、2013年以降急速に置き換えられ現在205系が走っているのは南部支線鶴見線のみです。

103系 1963年から1984年までに3447両が製造されました。最高速度は100Kmで鶴見線の103系は2005年に引退しました

 

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