毎年恒例の「知の甲子園」は1次予選が終了しました。1次予選で競い合う8チームの中の上位2チームになれば2次予選に行くことができるのですが、今年も残念ながら2次予選には進出できませんでした。ですが、初めて予選チーム内で累計利益が2位になりました。
通常であれば、会社を経営していく上で、利益を積み上げていくことが最も大切なことです。会社としては大成功の会社で従業員に対しても安定した生活を約束できる状況です。実社会では私たちのチームも評価されていたでしょう。2次予選に進めなかった生徒をそう慰めました。
ですが、この大会ではMPIというポイントが評価の対象となり、そのポイント順で判断されます。利益以外のポイントも下の解説のように評価するようにルールとして決められています。
MPI の構成要素のうち累計利益が50%だけであり、その他の5つの観点でポイントが10%ずつの合計50%加味されます。
その5つの点ではあまり評価の対象にならなかったことになります。ですが、今回の経験でこの疑似体験ゲームの特徴がよくわかりました。
1.稼働率はBest Operational Rateの80%を維持する。
2.工場は少しずつ大きくするために設備投資をする。
3.できる限り生産した製品を売りつくし、在庫を持たないようにする。
4.適正価格を設定し、市場シェアを獲得する。そのための宣伝広告費を効率的にかける。
5.研究開発費を継続的に、ある程度の金額をかける。
こうすることでMPI が上がることがわかりました。来年に期待します。
高2E 大西駿
昨年度に引き続き、今年度も知の甲子園に参加したのですが、思うような結果になりませんでした。敗因として、在庫数が過剰気味で、それにより工場の稼働率が下がってしまったことが挙げられます。僕達のチームは価格は平均的で広告宣伝にあまり多くの投資をしなかったために在庫が多くなってしまったのでしょう。あのファイナルファンタジーも制作費の7割が宣伝費だと言いますから、消費者に認知してもらうことが企業戦略において重要な役割を果たしていることがわかりました。
>>>在庫が会場気味になったのも他のチームよりも価格設定が高かったからですね。広告宣伝を増額して販売することも出来たのですが、そうすればますます原価が上がります。難しいところですね。
高2D 伊藤夏輝
感想待ち
高2D 國光啓吾
今回は様々な事情が重なり参加出来なかったのが非常に悔やまれました
しかし去年と違い第三者の視点で知の甲子園を見ることが出来たことは良い経験になったと思います
当事者ではなく第三者から見た時にどのように捉え方が変化するかということを学べた有益な機会となりました
>>>勉強で忙しくなかなか参加できませんが、ちょっとでも顔を出して積み重ねていきましょう。