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バスケットボール部

つれづれなるままに ~人事を尽くして天命を待つ

投稿日2020/3/11

  1972年(昭和47年)2月19日から2月28日あさま山荘事件
  1995年(平成7年)3月20日 地下鉄サリン事件(オウム真理教による同時多発テロ事件)
  1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災
  2002年から2003年頃 SARS(呼吸器系感染症)
  2011年(平成23年)3月11日  東日本大震災、福島第一原子力発電所事故

 

 偶然か必然か新年、節目の季節を迎え、さぁ!という気持ちを挫くように年度末は日本中を不安に陥れる事件・出来事が多い。そして!
 2020年(令和2年2月28日)  新型コロナウイルスの感染予防のため、安倍晋三首相が全国の小中高校や特別支援学校に対し、3月2日から臨時休校するよう要請、だとさ。
 首相の姑息な大号令で要請とは云っても従わざるを得ず。大鉈を振り上げるときはそれによって生じるであろう問題を想定し、対策を万全にした上でなければ振り落とすことは出来ないはずなのに。

 

 裸の王様に振り回された国民はオーバーな表現だけど混乱+不安=疲弊・諦念でお手上げ。 それは例外なくにちがく勢にも見舞われた。万全の体制で4月より始まる関東予選に臨むべく予定されていた練習ゲームや遠征合宿は疎か、校外活動は全て反故になった。
 どこの学校も同様の処置を下しているとのことだが、倦怠的な思いはやり場のないものだけに消化不良をおこすだけ。

 

 にちがく勢はこの不測の事態をどのように受け取っているのか。多分、未知との遭遇故、戸惑っているのではないか。もしかしたら〝何して遊ぼ〟〝どこに行こう〟と良くも悪くも高校生らしいことを考えている者もあるだろう。熟れた鳳仙花のようにならぬ為にも布施先生がゆっくりと言葉を選びながら全員に状況の説明や閉鎖期間中の心構えを説いた。トレーナーのアドバイスもありボールに触らない、体を動かさない時間を作らぬようなプログラムが練られた。このピンチとも解せる局面をいかに乗り越え、チャンスに転換できるかは各の心次第。

 今、「じりつ」が彼らに求められた。つかまり立ちから一人歩きの出来る「自立」ではなく自身の意志の上で責任持って行動できる「自律」。追い詰められたときこそ平常心!って誰か言ってたな。邪念を打ち払い、葛藤の先に待っているのはスーパーサイヤ人ならぬスーパーにちがくか。

 過日に答案返却で久しぶりに生徒が登校した。朝早く自主練に励む1年生2人。〝近くの公園に行って練習してました〟〝森山さんのメニューをやったり、長距離走してました〟まだ、大丈夫。でも1週間したら、10日、2週間と時間が流れていったら。どれだけ気持ちを維持しようとも如何ともし難くならんか。そこが勝負所であり分岐点でもある。己に克つとは言うは易し。28人が28様の自律を図られたし。我々はただ信じて待つことしかできないからな。春はもう、直ぐそこなのに風は未だ冷たいな。

……人事を尽くして天命を待つ、しかないよな。

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