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バスケットボール部

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つれづれなるままに~「我思う、故に我あり」~

投稿日2023/1/30

都大会を終え、物思いに耽りながら…。

(上の写真をクリックするとYouTube動画が始まります。大きな音が出ます。ご注意ください。)
《HighFive バスケチャンネル》より
【2023年 新人戦5位決定戦】4Q残り1:46秒で2点差まで怒涛の追い上げを見せるが…!日本学園VS日大第三

 

 少し前に練習試合中、生徒に聞いてみた。「負けて得てしまうもの、失ってしまうものは?」(負けた試合の直後)「勝って得られるもの、失うものは?」(勝った試合の直後)。選手は思案の末、色んな答えが挙がった。

 

昔、練習試合をお願いするため上位の学校を選んであちこち電話をかけたことがあった。胸をお借りして勉強させていただこうと失礼承知で面識もない学校に電話した。某高校、「お宅のガッコ、強いの?」という問い。「・・・いえ」その後の遣り取りは覚えてない。

 また、初めましての学校との練習試合。無理言ってやっていただいた。何本かを終えたところ「こんなものでいい?」どういう意味? 複雑な思いを抱きながら丁重にお礼を申し上げ土砂降りの雨の中、とぼとぼと帰ったことも。

 強くなるってどういうこと?

 

 「勝って驕らず、負けて腐らず」とはよく言うが自信・誇りは驕慢と紙一重だと思っている。称賛・尊敬されていい気になるのも度が過ぎると嫌みに変わる。一方、悔しさや後悔が尾を引いていじいじ、くよくよは何もいいことがない。自分の心に鞭打って気持ち奮い立たさなければ成長はない。

 類義語かな?勝って兜の緒を締めよという言葉もある。とどのつまり敵は己と言うことかな?

 

 にちがく勢は多くの方々の応援を背に、上位に上り詰めた。でもここに来るまでの道程を忘るる事勿れ。

 私は「謙虚」な姿勢・「感謝」の心を戒めとして生きてきた。分相応な生き方、生活を心掛けてきた。勿論、不易流行に則ってup dateも新しいことにチャレンジもできる。でも基本のスタンスは変わらない。自分の価値観を誰かに強いる気はなぞ毛頭ないが、結果を出したからこそ今一度自分を振り返る、襟を正すことを勧める。

 

 初心を忘るるべからず。どれ程強くなっても。全国に出ても。・・・・・・ても。

 応援される資格ってなんだろね?謙虚、直向き、堅実、素直、愚直、継続・・・。

 強いチームの条件ってそんなに難しいことではないはず。

目標を掲げ、すこしずつそれを達するも、長い道のりは始まったばかり。志半ば、というのはまだ先のこと。小心者で、悲観的で、器の小さき私。石橋叩き、最悪のことを考え、マイナス思考の私。そんな私が唯一できることはにちがく勢を陰ながら見守り、応援すること…。

 

何だか、これ書いていたらアンパンマンの主題歌を思い出した。重なった。

 

なんのために生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!
今を生きることで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
…………………………………
なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と勇気だけが ともだちさ

『アンパンマンのマーチ』作詞:やなせたかし より

 

《HighFive バスケチャンネル》様、素晴らしい動画、ありがとうございました。

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