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バスケットボール部

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世田谷区民大会

投稿日2018/10/6

9月9日   vs  駒場学園高校
9月16日 vs  芦花高校 国士舘高校
9月17日 vs  世田谷学園高校

 9月に入って間もなく世田谷区大会が行われた。吾等がにちがくは破竹の勢いで決勝まで駒を進め、世田谷学園と対戦した。お互いに一歩も譲らない攻防はより高い集中力と耐力が求められ決勝に相応しい内容だったといえよう。40分を断片的に捉えれば、キラリと光るプレーが随所に見られた。その一方で肝心なところでの痛恨のミスやファウルによってフラストレーションを溜め込んだか、思うような試合運びが出来ないところも目立った。結果は優勝という形で幕を下ろすも充分な振り返りを要する、いわば課題を突きつけられた一戦であった。

 この日は決勝戦を午前中に終え午後は会場を東京農大一高のままに4校戦の練習試合となった。日本大学櫻丘高校、東京農業大学第一高校、山梨県立甲府西高校との試合であった。

 にちがくは山梨県で2位の甲府西高校とフルゲームをした。この試合はウインターカップを視野に置いた意義性の高い一戦でもあった。3年生をスタートに加えるのだが目の覚めるようなプレーにベンチも応援席も公式戦張りの盛り上がりを見せる。ゴールとの相性も良かったようで3点とミドルでどんどん点差を広げていく。勿論インサイド、アウトサイドも好調で攻めてよし守ってよしと言った具合。極めつけは、見る者の目があたかもガラスで作った義眼のように動く能力を失わせるほどのディフェンスだった。鉄壁といっては大袈裟だが相手につけいる隙を全く与えず。改めてにちがくの武器でお家芸とされるディフェンスの凄さを実感した。

 帰りしなに降り始めた雨は瞬く間に大粒の雨となり、帰ろうとする人々の足を躊躇わせる。それを余所に生徒達は片付けと更衣をすます。優勝の喜び、甲府西との一戦で魅せたディフェンス、農大一高と日大桜ヶ丘との一戦・・・など各々が程よい精神の疲れに浸りながら今日一日を振り返ったことだろう。そして他校の生徒も去った広い体育館で布施先生が静かに話し始める。伝え方は一つだが受け取り方には多少の差異は生ずるはず。でも各人がバスケは自分にとって唯一無二のものと解し咀嚼するのならばその差異も良きに働こう。世田谷区大会を終え、小さな節目を迎えた。ウインターカップに東京都1位で出場するという次の目標を全うするために強い向上心は常に抱き続けたい。過去に拘泥するのではなく温故知新の考え方をしてほしい。

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