2024年1月7日(日)
伊勢原駅…(神奈中バスまたはランニング)…大山ケーブル…(女坂)…阿夫利神社下社・初詣…(男坂20分)…大山ケーブル-(神奈中バス)-伊勢原駅・解散
2024年最初の山岳部の山行は、丹沢大山阿夫利神社下社へ初詣に行きました。伊勢原駅に集合し、中学生部員はバスで、高校生部員はランニングで大山ケーブル停留所を目指しました。大山ケーブル停留所から阿夫利神社下社まで、それぞれのペースで登りました。大山ケーブル停留所から阿夫利神社下社まで1610段の石段がありましたが、部員達は皆元気に駆け登りました。
大山阿夫利神社は、2200年以上前、崇神天皇の頃に創建されたと伝えられている式内社です。古来では別名「あめふり山」とも呼ばれ、雨乞いや五穀豊穣の祈願の対象でした。その後、奈良時代以降は神仏習合の霊山として、武家政権下では武運長久の祈りの場所として栄えました。江戸時代以降、年間20万人を超える人々が「大山詣り」を行ったそうです。阿夫利神社の御祭神が富士山の御祭神である「木花咲耶姫」の父君であることから、大山と富士山の両山をお参りする「両詣り」も行われました。大山は山上によく雲や霧がかかって雨を降らすことが多いとされたので、「あめふり(あふり)山」とも呼ばれ、雨乞いの対象としても知られました。
今日は晴天に恵まれ、阿夫利神社下社に着くと、房総半島、三浦半島、江ノ島、相模湾、大島が見渡せました。部員たちは、大鳥居をくぐり、拝殿の前に備え付けられた茅の輪をくぐってから拝殿へ行き、これからも安全に登山を出来る事を祈りました。
茅の輪には、「新玉の年のはじめにくぐる輪は、千歳の命のぶと言うなり 古来より茅の輪をくぐる事により罪けがれを祓い、清浄な身心になると言はれております。皆様どうぞ新しき年の無病息災を祈念しつつ、茅の輪をくぐってご参拝下さい。」と解説されていました。
参拝して景色を眺めながら一休みした後、売店へ行き、ホットドッグを食べました。帰りは男坂から下りました。大山ケーブル停留所から神奈中バスに乗り、伊勢原駅で解散しました。今日は良いトレーニングになりました。伊勢原駅から阿夫利神社下社までは、距離9km、高低差650mの登坂です。伊勢原駅から6km程の所、大山小学校の前、大山駅から段々きつい坂道になっていきます。この辺を如何にペースを落とさずに駆け登るかが課題でした。
高2A組 ヒカル 今回の山行は大山に登った。顧問の先生とエナは駅から走り、自分とソータがバスで移動した。大山は登山道のほとんどが階段や、段差になっていたため、自分のペースや歩幅で登ることができず、いつもの山行よりも疲れた。また、最後の登りで駅から走った3人に追いつかれてしまい、ペースを崩してついて行こうとしたため、より疲れてしまった。年末も体は動かしていたが、やはり体力は落ちていた。今年は体重を落とし、体力もつけたい。