夏季選手権大会 東京都予選1戦目の結果
都立新宿・学芸大国際・日本学園の三校連合●5-11 VS東京都市大学付属高校
(負傷者が出て途中棄権したため、連盟の正規の記録は0-9で途中棄権となっています。)
三校連合を組んで、夏季選手権大会東京都予選に出場しました。短い間でしたが、チームワークもよく、いい活動が出来たと思います。大会の結果は残念でしたが、私たちにとって、いい区切りとなりました。都立新宿高校さんや学芸大国際さんに連合チームを組んでいただけなかったら、3年生たちは中途半端な状態で引退を迎えるところでした。両校の皆様には、本当に感謝しております。ありがとうございました!
今年度の3年生たちは、6人でチームを守り続けた部員たちでした。1・2年生もいない中、単独では試合をすることができず、もどかしい思いをしていたかもしれません。それでも厳しい練習や指導を乗り越えて、部活をつづけました。本当はもっと試合をさせてあげたかった気持ちで一杯です。しかし、野球以外の何かも学んで3年間を過ごしたと思います。
K山君
キャプテンとして懸命に部をまとめました。自分たちの代になってから、ピッチャー経験者がいないなかで、ピッチャーをやると名乗りを上げてくれました。本来は野手なのに、コントロールや変化球のいいピッチャーになりました。このチームを何とかしたいという気持ちに溢れたキャプテンでした。
A羽君
不動の4番バッターとして活躍しました。本来は外野手なのに、新チームでは捕手を一言の文句も言わず引き受けてくれました。一生懸命練習し、どこに出しても恥ずかしくないキャッチャーになりました。大きな声で、的確な指示を出していた姿が印象的でした。冷静な人柄で、信頼できる人物でした。
T良君
気が優しくて力持ち、そんな言葉が似合う部員でした。大きな体から投げられる速球、力強いスイングから放たれる鋭い打球が持ち味でした。試合でも、ここぞという場面で打ってくれた印象が強いです。プレイ以外の場面では、グランド整備を一番丁寧にじっくり行う部員でもありました。
K崎君
途中から、他のクラブから移ってきました。少年野球しか経験がないとは思えないくらい、センスのある部員でした。特に、バットに当てるセンスは秀でたものがありました。最後の方になって、内野守備が急成長しました。腰が悪くなければ、もっと活躍できたかもしれません。
S井君
どこでも守れる内野手として、ガッツあふれるプレーをみせてくれました。また打線の中軸として、素振りを人一倍一生懸命こなしていました。それが最後の試合での、土手越えのホームランなどにつながりました。経験の少ない部員が多い中、そういう部員たちに対して技術的な指導も一生懸命行ってくれました。
K藤君
初心者で入部してきました。最初はキャッチボールもままならない状態でしたが、いつも前向きな気持ちを忘れず一生懸命練習に取り組んでいました。外野守備もだんだん上達し、打撃でも最後の試合では左中間に2塁打を放ちました。「練習はウソをつかない」。そんな言葉を体現した部員でした。
3年生たち、本当にお疲れさまでした。特に最後の1年間は、とても濃い1年間でした。私も顧問として、色々な経験ができました。君たちと部活をやれて楽しかった。ありがとう。また受験が終ったら、卒業試合でもやりましょう!
日本学園高校軟式野球部は、2008年に入学してきた新入生が1年生9人で部を再興させて以来、13年間活動してきました。しかし、この7月の夏季大会をもって部員が0になってしまいました。従って、軟式野球部はしばらく休部となります。しかし2008年の新入生たちのように、仲間を集めてこのクラブを再び復活させるのは、このサイトを読んでいる受験生の「あなた」かもしれません。