6月に行われた地域別大会で、東京都48番以内に入った中1の北尾君が、東京都大会に参戦しました。予選上位24人が準決勝に進出という条件で、北尾君は全体15番目のタイムで準決勝進出を果たしました。準決勝では残念ながら敗退したものの、この一か月で100mの自己記録を0.5秒更新し、都大会の大舞台で準決勝まで勝ち進むことができた、つまり記録が伸びて結果もついてきたことに大きな意味があると思います。7月22日(土)、23日(日)には通信都大会があります。さらなる高みを目指して頑張りましょう。
●中学1年男子100m予選
1組目5レーン・中1北尾・12秒56(-0.9)組3着・準決勝進出・自己新記録
●中学1年男子100m準決勝
1組目8レーン・中1北尾・12秒71(+0.1)組6着・準決勝敗退
本人のコメント
今回の試合の目標は、スタート直後の加速を意識すること、最後まで自分の走りをすることでした。その上で自己ベスト更新をできれば良いなと思っていました。
結果は、まず8日の予選で自己ベストを更新する目標を、向かい風ながら達成できました。そして準決勝への進出を果たし、東京都強化指定選手の練習会へ参加資格を得ることができました。
これからに向けた改善点は、8日の予選は自己ベストを更新できたものの、腿が上がっていなかったり、加速からの起き上がりが早すぎたりしたので、そこを意識して改善できれば、まだまだ自己ベストを伸ばせるなと思いました。9日の準決勝は周りに飲まれてしまい、自分の走りが全くできなかったので、そこはアップの内容やかける時間を工夫し、それを大会前のルーティーンにしていくことで周りに飲まれないようにしたいです。
顧問より
地域別大会は追い風参考記録でしたが、今回は公認記録の上で大幅に自己ベストを更新できました。その上で準決勝進出という結果もついてきました。とても素晴らしいです。自分でやるべきことをやり、それが記録という形で表れ、順位にも表れてくると、自信につながります。北尾君は、ここで調子に乗らず、謙虚に自己分析を行った上でやるべきことを述べられていることがとても良いです。あとは、自分で決めたやるべきことを一つひとつ丁寧に、考えながらこなしていきましょう。これまで通り、気が付いたことがあれば、顧問団がアドバイスを入れていきます。そういった周りからの指摘も素直に吸収し、振り返りながら練習できれば良いですね。
中学1年男子の100mは、12秒0台から3台のトップレベルの層と、12秒4台から7台くらいの混戦模様の層があります。まずは、混戦模様の層で1番になることを目指していきましょう。