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トライアスロン部

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東京都トライアスロン連合宮古島強化合宿報告

投稿日2019/2/5

2019年1月4日から7日の3泊4日で沖縄県宮古島において東京都トライアスロン連合主催の強化合宿に5名が参加しました。参加者12名のうち8名が男子。その半分以上がにちがくからですので、東京都におけるにちがくのレベルが上がってきたことを感じました。競技レベルが上がった一方で、生活態度はまだまだの部分があり、これだけの選手を参加させている顧問として責任を感じざるを得ず、次回以降の選手選考では基準記録だけではない判断をしようと決断しました。

次のような練習内容を実施しました。
1日目 バイク  (天候:晴れ) 
バイク組み立て後、2日目の自転車練習に支障がないようにドイツ村方面へコース確認ライド。
2日目 (天候:曇りから雨) 
① 午前 OWS 
1. ウォームアップビーチラン
2. 集団泳など
② 午後 バイク
1. 3km x 8周回 
3日目 (天候:曇り雨) 
① 午前 バイク: ホテル出発~空港方面~東平安名崎方面へ~比嘉ロードパーク~東平安名崎~来間大橋~~ホテル戻り (55km)
② 午後 ラン : 500m x 10本
3000-5000mの目標タイムから500mに換算。それ以内で10本まとめる
4日目 (天候:雨)
午前:スプリント競技形式 スイム750m+移動後+バイク20km+ラン5km

今回ヘッドコーチとして同行した山本氏からの振り返りは次のとおりです。山本氏は2月からTOTO陸上部の監督として従事することになりました。そのような方に指導を受けた彼らは本当に幸せ者です。私もかなり指導法を学ぶことができ今後の活動に生かしていきたいです。

今回の東京都ジュニア合宿は、プレシーズン期における短期合宿のため、3種目のベーストレーニングに加えて、体づくり、競技力向上に向けた練習ポイントの確認に焦点をあてて指導しました。このジュニア期における選手自身による強化方法の試行錯誤、セルフコンディショニンング等の習得などを通して、選手自身が理解し、考えていく力を身に着ける事は、その後の強化に向けて重要なポイントとなる。

あとは選手の感想で報告とさせていただきます。感想は次の4点から報告されています。
1.合宿の感想
2.合宿で足りないと気づいたことと具体的な改善方法
3.今年の目標
4.目標達成までの具体的な計画

(受け取った順)

高2D 山口大貴
(1)4日間、宮古島で普段できない練習が出来てとても良かった。各種目、いつもよりまして満足の行く内容の練習が出来た。ランの練習でペースを続ける練習があったが、いつもなら疲れてきて落としてしまうと思うが、合宿で中山さんや福島のような意識の高い人と練習を続けて行くにつれて、自分の意識も変わってきて負けじと一定のペースで走ることが出来た。またナショナルの選手やコーチの話を聞いて、基本的なことをしっかりやるのと、目的を持ってトライアスロンをやることが大切だと感じた。
自分はこういうことがしっかり出来てないなぁと感じました。こういうことを考え直した時に昔の方がしっかり出来ていたなぁと思った。入りたての時はもっとトライアスロンに熱中していたなぁと思った。今回の合宿をきっかけに初心に戻ったつもりでしっかりやって行きたいとおもいます。また今回学んだ練習やそれ以外のことも継続しなければならないと思います。また宮古島に連れていってもらったことに感謝したいと思います。
(2)合宿での種目別の反省はスイムは前の人についていくのはいいけど、自分でもヘッドアップをして最短距離を泳ぐことが大切だと感じた。またブイの位置を上手く利用する泳ぎができるようになりたい。バイクはまず安全を第一に声かけをしっかりすることで、あと自分にあったギア、回転、サドルに座る位置を考えて独走した時のことを考えてたいと思います。またドラフティングの場面を考えて、頑張るか待つかの判断をしっかりしたいと思います。ランはとにかく練習不足だと感じた。ラン練習の時、ペースは保てたものの他の人よりもタイムが非常に遅かった。また最終日のランも走る足が残っていなかった。走り込むと共に今回やった練習の本数を増やすことやサークルを短くしてやって行きたい。練習以外でやった、ケア、ストレッチを自分で必要だと思ったことを継続的にやって行きたいと思います。(3)次の認定記録会でB指定とる。スイム4.40ラン10.0
(4)練習の継続、気持ち、スイムのレベルをもどす。(2)に書いたラン練習の内容に+長い距離を走ること。

>>>一時「勉強に集中する」といって部活から遠ざかっていました。朝テストの成績も100%になることがあり、学年トップになりました。その点は立派です。練習にもこなかったので、そのまま引退かと思いましたが、ここに来てまたやる気が出たようですね。部活を本気でできるのもあと6ヶ月くらいです。悔いの残らないようにしてください。

中3A 黒川遼宇
1.初めて参加した宮古島合宿で、トライアスロンのことだけでなく日常のこともたくさん学ぶことができました。さらにナショナルチームの合宿も同じホテル 場所で練習していて、やっぱりジュニアとは全く違う雰囲気でした。そのナショナルチームの監督の話や古谷選手の話も聞けて良かったです。
特に印象が強かった練習メニューは、3日目のランで、記録会で自分が出したいタイムを500mで出して走る練習でした。この練習は個人的にもとてもいいと思ったし山本コーチもこのような練習を今のトップ選手もやっていると言っていて、目標を定めて練習をする大切さを感じることができました。
2.今回の合宿で自分に足りないと思ったことは、スイムの実力です。前からも知っていましたが、今回、オープンウォーターの練習で、波に流されブイと違う方向に行ったり、効率よく泳ぐことができていないと自分でも泳いでいてわかりました。なのでスイム練習ではフォームを気をつけて泳いで、スピードが出せるようにしたいです。またヘッドアップも練習していきたいです。
3.今年の目標はjtuの強化指定をとることです。
4.そのためにスイムをもっと強化していきたいです。その内容は合宿で足りないと思ったことの内容と同じで、さらに筋持久力もつけていきたいです。

>>>この合宿では完全に兄を超えました。スイムではまだ及びませんが、3種目を総合すればスイムで先行された分、バイクとランで十分差をつけて超えることができました。次はにちがく内の先輩の誰にも負けないようにすればJTU強化選手が見えてきます。期待しています。

高2C 福島旺
今回の強化合宿は、スイッチを切り替えるにはとても良いものとなりました。特にナショナルチームから一言もらえたのは大変刺激になり、同時に同じ場所に立ちたいとも思いました。また、礼儀も良く、たくさんご飯を食べるイメージが残り、見習わなくてはいけないこともたくさんあるのだと思いました。最終日の通しで行った時のランではナショナルチームの選手から褒め言葉をもらい、最近の気持ちが入らない自分にとっては十分な言葉でした。合宿の後半はナショナルチームの存在が大きく影響し、良い練習ができたと思うので、これを継続していきたいと思います。また、合宿中に出てきた課題はスイムで、波が高い時の呼吸のタイミングが難しく、得意なスイムを活かせない状況なので話を聞いたり、実際に泳いで確かめたりしながらコツコツと慣れていこうと思いました。今年の目標は日本選手権出場ですが、そのためにはバイクの実力が足りていないので、基本的に練習はバイクを中心に行い、東京都選手権までにバイクにも自信が持てるようにしたいです。また、バイクの練習だけではスイムとランに不安が残ってしまうので、3月の記録会でしっかり目標のタイムを切ってバイク練に専念できるようにしたいです。

>>>ナショナルチームには現在高校3年生の選手がいます。福島とも1年違い。その彼を意識して福島も記録を見ていました。どの大会も彼の過去の記録にはわずかに及んでいませんが、あともう一歩です。本気で目指せば手の届く範囲に来ているのは間違いなく、次のあの中にいるのは自分であるというイメージを持って欲しいです。そのためには勉強以外の時間はすべてトライアスロンで結果を出すために考える必要があります。栄養面、柔軟性の向上、ストレッチポールでの軸の確保、やることはたくさんあります。日本選手権に出ましょう!

黒川由宇
まず合宿の感想です。2019年の始めての合宿が宮古島の合宿で、いい環境でいい練習をすることができました。しかし、今までと違って自分の目標が大きく変わってしまい、同じことをしようとしてもうまくいかないことがありました。今年の目標としては防衛大に受かることで、トライアスロンとは関係が離れてしまうけれど今までやってきたことを無駄にはしたくはないのでやめないで継続していきます。ホテルでの生活は去年や一昨年と違い座敷部屋でした。ほかの選手といたこともありいつもより遅くまで起きてしまいました。
これから僕は受験の体勢に入ります。トライアスロンの練習が少なくなってしまうとは思います。しかし、山本コーチに教わったBasic sevenは短時間でできるものなので、毎日やります。
受験の体勢に入るのになぜこの合宿に参加した理由は最初は大学に入っても体力をつけておきたいからという理由がありました。しかし、終わった今では中途半端にやるのは、ほかの選手にも自分にも良くないことを感じました。トライアスロンやるときはトライアスロンの目標をもち、勉強のときは勉強の目標を持つとはっきりさせようと思いました。

>>>とてもやる気がないような雰囲気を出していて顧問としては困りました。強化選手として参加している補助金をもらっての事業なので、合宿終了後の受験体制に入るという宣言は衝撃的でした。目標に向かって頑張って欲しいです。応援します。

本木颯人
1.今回、初の宮古島での強化合宿ということで正直気持ちはすごく高ぶっていましたし、メニューをすべてこなし充実した四日間を過ごす事を考え取り組みました。関東の寒さに比べ、宮古島は海に入る事ができるほど暖かく、道路もほぼ直線、走りやすいコースで三種目共に充実した練習をこなすことができました。それも山本ヘッドコーチを始めとするコーチの皆さんに力強いサポートをしていただいたことでここまで充実した毎日を過ごす事ができました。とてもお世話になりました。
2.合宿で自分に不足していると感じたのは
スイムの泳力はもちろんの事、オープンウォーターでのヘッドアップや波がきたときの息継ぎや腕の合わせ方などテクニックが不足していると感じました。バイクでは登りでのダンシングのフォーム、ランでは腿を使って走る事やミッドフット走法、バイク後のランでの足を残す事を意識するなど、沢山自分の不足点を見つける事が出来ました。
3.今年の目標は、
・U19日本トライアスロン選手権 8位入賞
・全国高等学校トライアスロン選手権 6位入賞
・スイム 4’30” ラン9’10”
4.そのためには、まず四月までの関東全域で行われている認定記録会でこの掲げた目標タイムを狙いに行く事です。JTU強化指定のタイムを見てみると、自分はランのタイムは既に切れているので、スイムのタイムを43″ほど上げなければなりません。そのためスイムの練習を人一倍多くする事が求められていると思います。環境での言い訳にはせず、自らもっと速くなれる方法を探して、
もっと強くなるために、より一層練習していこうと思います。

>>>スイムでの技術は練習していますが、海などの実地経験が足りないですね。練習の方法も考えます。バイクとランでは既に部活内でも東京都トライスロン界でもNO1に近づいてきました。個人で練習するときもどうしてもバイク、ランの練習が多い傾向にあるので、なんとか部活を含め、毎日スイムをするようにしましょう。必ずレベルは上がります。どのコーチからも本木のやる気が一番素晴らしいと評価が高いです。

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