3月23、24日に全国私立高等学校バレーボール選手権大会が行われた。コロナウイルス感染症の影響で2年連続で開催ができなかったが、今年度は開催に向け大会運営の方々の努力と万全の感染防止対策を講じた上で開催される運びとなった。
試合結果
【予選リーグ】 対 松商学園(長野) 18-25、16-25
対 清風高校(大阪) 15-25、21-25
【予選トーナメント】 対 海星高校 23-25、25-17、13-15
予選リーグ1試合目は、松商学園と対戦した。2セットとも序盤は拮抗した展開に持ち込むが、流れが相手に傾き連続失点をしてしまうとたちまち引き離されてしまうといった試合展開となり敗戦してしまった。
予選リーグ2試合目は、清風高校と対戦した。全国規模の大会ではないと中々対戦することができない屈指の強豪校である。
1セット目のスタートは本校に勢いがあり4-1とリードしたが、我慢することができず1点取れば2点取られといった展開が続き、気づけば大きく引き離されてセットを落とした。
2セット目は、中盤までは先程と同じ展開で8-13まで引き離されてしまったが、そこから粘りを見せて少しずつではあるが点差を縮めていった。21-22まで食らいついたが最後は振り切られ敗戦してしまった。
翌日は予選トーナメントが同じ会場である町田市総合体育館で行われた。本校は予選リーグ3位であったため、隣のリーグの2位のチームである海星高校と対戦することとなった。
1セット目は序盤で6-12まで大きく引き離されてしまったが、そこから立て直しじりじりと点差を詰めていった。16-18で2点差まで詰め寄るも相手も粘り劣勢の展開を打開することはできなかった。最後も23-24まで粘ったがあと1点が取れずセットを落としてしまった。
2セット目、今まで多少歯車が噛み合わなかったところが噛み合うようになり、スタートから勢いに乗って17-6と大きく相手を引き離した。その後は立て続けに連続失点してしまい18-13まで詰め寄られるも、序盤の点差もあり落ち着いて対応し良い流れでセットを取ることができた。
3セット目、スタートから勢いをつけたいところではあったが、お互い譲らない展開で取っては取られるといった流れであった。何とか接戦を抜け出したいところではあったが、12-11から3連続失点してしまい、最後も一歩及ばず敗戦してしまった。
今大会を通して、本校が今後ステップアップするための大きなきっかけを与えてもらったような気がする。強豪校にでも通用する部分もあれば、明らかに本校には足りない部分もはっきり分かり、その差が勝敗を左右すること。強いチームほど当たり前のことをきっちりとこなしていること。強いチームほど選手自らがしっかり考え実行していることなどなど。
この経験を無駄にすることなく、次の大会に向けしっかり取り組んでいきたいと思っている。