9月9日(日)に中大附属高校にて、全日本選手権(春高バレー)一次予選の2日目が行われた。本校は1日目はシードであったため2日目からの参戦となる。勝ち上がった32チームでトーナメント戦を行い、上位4校が代表決定戦へとコマを進めることができる。
試合結果 (ベスト8)
ベスト16賭け 対 小石川中等高校 25-6,25-13
ベスト8賭け 対 都立狛江高校 25-13,25-12
ベスト4賭け 対 東洋高校 21-25,15-25
1試合目、2試合目はサブの選手の活躍もあり、終始流れと勢いを保ちながら無事に勝ち上がることができた。
3試合目はベスト4を賭けて東洋高校と対戦する事になった。ここ数ヶ月間はこの日に照準を絞って気持ちも上げてきたと言っても過言ではない。まずは大きな故障者も出ずにここまで来られたことに感謝したい気持ちであった。
1セット目、序盤から拮抗した展開でやや劣勢ではあったが8-9まで進んだ。しかしその後4連続失点。途中で1回目のタイムアウトを入れたが流れをとめることができなかった。8-13まで引き離され、その後も点差は縮まらず11-16となったところで2回目のタイムアウト。中盤はブロックポイントやクイック攻撃が適宜決まり徐々に追い上げをはかり、20-21まで追い上げたところで相手もタイムアウトを取った。一気にギアを入れて逆転したいところではあったが、最後は振り切られセットを落としてしまった。
2セット目、気持ちを切り替えてフルセットに持ち込むべくコートに送り出した。しかし、序盤から相手の攻撃に押され2-6となったところで早くも1回目のタイムアウトを取った。その後は連続ブロックポイントなどで5-6まで詰め寄り、反撃の狼煙を上げたいところではあったが、相手も立て直し8-9まで一進一退の攻防となった。中盤は我慢の展開を強いられたが、本校の連続失点により徐々に相手の勢いが増し、11-17となったところで2回目のタイムアウト。本校の集中力が切れてしまった訳ではないが、その後も相手は攻撃の手を緩めず一気に攻め込んできた。最後まで諦めず果敢に立ち向かってったが力及ばず負けてしまった。
この敗戦をもって、3年生は引退することとなった。勝負の試合に勝てなかった悔しさはあったが、お互いの力を出し切った上での敗戦だったように思われる。
3年生が主力メンバーとしてチームを引っ張り、都ベスト8や私学大会3位という今まで先輩たちが成し得なかった数々の壁を打ち破ってくれた代であった。他のチームと比べて身長が低い代わりに、それを補うべく個々が技術やフィジカルを鍛え努力したことによって結果を出してきた。
その努力と功績を称えるとともに、これからは後輩たちへの良きアドバイザーとなってあらゆる場面で活躍してもらいたい。また、部活動で得た様々な経験を今後の人生に生かしてもらいたいと切に願っています。
色々とプレッシャーや辛い事もあったと思うが、よく頑張りました。お疲れ様!
応援に駆けつけてくださった保護者、OB、先生方。選手たちの大きな励みと力になりました。本当に有難うございました。
今後も、日学バレー部を宜しくお願い致します。