5月30日,31日に、千葉県大網白里アリーナ,城西国際大学,茂原市民体育館,東金アリーナの4会場にて、第69回関東高等学校男子バレーボール大会が行われた。関東8都県から計50チームが出場し、本校は2年ぶり3回目の出場となる。
前日の5月29日に千葉県入りし、午前中は出場校の3校と練習試合を行い、午後から大網白里アリーナにおいて行われる開会式に向け出発した。開会式では東京代表として入場行進を行い、終了後は宿舎で翌日の試合に備えた。
試合結果
対 三浦学苑(神奈川ベスト8) 25−17,25−14
対 習志野高校(千葉県1位) 16−25,11−25
1試合目、神奈川ベスト8の三浦学苑と対戦した。1セット目、出だしから本校がうまく流れを掴み9−3とリード。しかし、レシーブミスなどで4連続失点してしまい9−7まで追い上げられたが、相手のミスなどから慌てず切り替えて14−11と本校優位で中盤へ。今までだと中盤でもたつく場面も見られたが、勢いと流れは切らさず一気に19−12まで引き離した。途中連続失点をする場面もあったが、集中力を切らさず本校の特徴である粘りのバレーを展開しセットを取ることができた。
2セット目、そのままの勢いを持って出だしからプレッシャーを与えたいところではあったが、相手に2得点を与え0−2からのスタート。ずるずるといってしまうことを危惧したが、相手のミスにも助けられ5−5で追いついた。均衡した展開も予想されたが、サーブポイントを期に7連続ポイントをあげ12−7まで引き離し、その後もリズム良く得点を重ね勝つことができた。
2試合目、千葉県1位の習志野高校と対戦した。体格,個々の技術と経験、どれをとっても相手の方が1枚も2枚も上手であるが、そのような相手にどこまで本校のバレーが通用するか、せめて当たって砕ける展開に持ち込みたかった。
1セット目、スタートは3−4と若干の劣勢ではあったが、一時は9−8とリードする場面もあり、何とか食らいつきながら中盤へ。しかし、本校のミスなどによって12−16と徐々に引き離されてしまい1回目のタイムアウト。クイック攻撃で1点返すもそこから6連続失点。終盤は多少の粘りは見せるも力の差を見せ付けられセットを落としてしまった。
2セット目、一矢報いるべくコートに送り出したが、3−2から徐々に歯車が狂い始めミスも相次ぎ7連続失点をしてしまった。そこからは意気消沈しているところに相手の攻撃は止め処なく続く。そうこうしている内に、本校本来の力を出し切る間もなくほぼワンサイドで負けてしまい、我々の関東大会は終わった。
今年度、『関東大会で1勝する!』を一つの目標に掲げてやってきたが、その目標を達成できたことはとても良かったと思う。選手も良く頑張ってくれた。ただ、このような経験をすることができたのは、保護者やバレー部OB,学校関係者をはじめ、本校バレー部に関わっていただいたたくさんの人達の支えによって成し得たものであることを忘れてはならない。その人達のためにも今後も精進して、もっともっと魅力のあるチームにしていかなくてはならない。
当日、遠路はるばる会場に足を運んで応援してくださった理事長はじめ梅窓会の方々、選手のご家族、OBの方々などなど、本当にありがとうございました。選手,スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
尚、次の大会は6/14(日)にインターハイ予選(2日目)が成城高校にて行われます。対戦相手は決まっておりませんが、どのチームと対戦しても全力で粘りのバレーを展開したいと思っておりますので、応援の程宜しくお願い致します。