ウィランガ校は、スポーツデイでした。オーストラリア人の生徒たちは、男の子も女の子も登校時にはすでに顔や体にペインティングをして、ふだんよりも華やかないでたちであらわれました。
午前9時、青空のもとチアガールのダンスでスポーツデイははじまりました。競技種目は、100メートル走、400メートル走、走り幅跳び、走り高飛び、三段跳び、砲丸投げ、槍投げ・・・、日学の体育祭とはややおもむきが違いますが、とてもにぎやかです。さらに面白いのは、参加したくなければ参加しなくてもよいとのこと。その場合は当然学校に来ません。ずいぶんゆるいルールです。
応援風景も個人やグループで好きなところに座ったり寝転んだり応援したりおしゃべりしたりという感じです。いろいろな種目が同時におこなわれるのでよく放送を聞いていないといけません。ただ、各種目に参加するには事前のエントリーなどは必要なく、その場で並べば参加できるとのこと。これもずいぶんゆるいですね。
さて、我らが日学生はといえば、・・・。彼らはとくに競技に参加するつもりはないようで、トラックのわきに車座になり、カードゲームをはじめました。にぎやかな雰囲気に少し圧倒されてしまったかな。