中学受験の方へ 高校受験の方へ 在校生・保護者の方へ

お知らせ

この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。

中学生・高校生 学園生活をスタート

投稿日2018/4/11

2018年4月10日(火)
学園生活を始めるに当たって、各学年で様々な行事が行われました。

中学1年生は、オリエンテーション合宿、林業体験へ出かけました。バスに乗り山梨県にある自然学校へ行きました。午前中は多目的ホールで、クラスの親睦を深めるゲームをし、午後は竜門峡でハイキングをしました。天鼓林、杉や檜の人工林を見ながら登山道を登り、武田信玄の六代前の人のお墓がある栖雲寺まで行きました。自然教室へ戻り、皆でカレーを作りました。美味しく出来上がったカレーを食べた後、鍋や食器をピカピカになるまで洗いました。夜になると、入浴してから、デイリーレッスンノートを用いて自習をしました。

中学2年生は、校外学習、下町散策に出かけました。晴天の下、浅草寺を出発し、七福神を巡りました。矢先稲荷神社、石濱神社、弁財天、矢先稲荷神社などを散策しながら、課題をこなしました。

中学3年生は、3学期に実施されるオーストラリア語学研修に向けて、オーストラリアについて調べ、発表会を行いました。3〜4人の班ごとに、オーストラリアの自然、歴史・文化、政治・経済、産業、貿易、盛んなスポーツ、オーストラリアの7つの絶景について発表し、質疑応答をしました。オーストラリアの総人口は2215万人ですが、1億5000万頭もの羊が飼育されていて、その中のでもメリノ種という羊毛用の羊が多いことや、クリケットやラグビーが盛んなことが発表されました。発表を聞いた生徒や先生から様々な質問があり、地図や写真を用いて、ノーザンテリトリーやグレートバリアリアリーフなどについて解説を加えました。

高校1年生は、創発学の一環として、問題を提示するような映像を見て、生徒どうしでディスカッションをしました。5〜6人の班を作り、これからの時代に求められる能力、10年後の自分、未来の世界、ロボットに代替出来ないのは人間のどの様な力など、生徒たちがそれぞれの思うところを出し合いました。

高校2年生は、学年集会を行いました。担任・副担任の紹介が行われました。そして、以下の様なお話しがありました。生活指導担当の先生より、充実した学園生活を送るためには、学校のルールを守ることから始めましょう。自己管理と私物の管理、身だしなみをきちんとしましょう。教務担当の先生からは、時間を守りましょう。チャイムが鳴ったら即集中する体制で授業に臨みましょう。進路指導担当の先生からは、1日3時間は自学自習をしましょう。50万人の受験生がセンター試験を受験しています。英語で1点違えば、順位が2000人違います。集中力を養いましょう。最後に学年主任より、朝の小テストや語彙検定にもしっかり取り組みましょう。ニュースを見たり、新聞を読んだり、世界の出来事を沢山知り、妥協をせずにより高い目標の実現へ向かって突き進みましょう。生徒達は、神妙な面持ちで話を聞いていました。いよいよ先輩の立場になります。

高校3年生は、主権者教育を受けました。彼らももうすぐ18歳、いよいよ選挙権を持ちます。学年主任より、質問することを考えながらお話を聞き、より深く理解しましょうと指示されました。そして、現代社会担当の先生より、昨年度の学年末試験で生徒たちに書いてもらった、選挙に行く理由、行かない理由が紹介されました。選挙に行くと答えた人の意見として、投票に行くということは政治について考える良い機会だと考えたから、投票に行かなければ自分の望まない政策などを出されても文句を言えないから、投票するのは無料なんだから、無料で自分達の未来を決められるかもしれないから行かないと損だと思う、今後自分達が生きていく社会の中で若い人達の意見も言っていかないとダメなんだなと考えたからなどが紹介されました。選挙に行かないと答えた人の意見として、自分が投票したところで結果は何も変わらないと思うから、選挙に行くために知識や関心が無く、何も考えない1票は日本のためにならないから、選挙権は自ら望んで手に入れたわけではないし、別に18歳が選挙に参加したところで、大きな変化があるわけでもないと思うからなどが紹介されました。次に、現代社会の先生より、2015年に熊本市議選挙を行った時、最後の1議席で2人が同じ得票数となり、公職選挙法に基づいてくじ引きが実施されたことを事例に、1票で選挙の結果が変わることが指摘されました。そして、選挙の仕組みと選挙の意義について詳しく解説されました。最後に、生徒たちから幾つかの質問が出ました。彼らも、いよいよ選挙です。よく考えて、大事な1票を投じましょう。

トップページ
Page top
中学入試
高校入試