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「新しい生活様式って…」小飯塚先生(中学2年担任・美術科)

投稿日2020/5/21

 東京に緊急事態宣言が出て、学校も休校期間が続いています。
 私はリモート授業?オンライン授業?って、やりだす前は???と言う感じでしたが、zoomやら、YouTubeやらを使って美術の授業や、クラスホームルームなどを行っています。やってみれば、なんとかはなるものです。

 最近では、zoomで眠そうな顔のまま決まった時間にオンラインホームルームに来る彼らの様子を見るのが、毎朝の日課になっていて、彼らの顔が見れるのは正直少し安心します。

 自粛期間も長いなと感じた5月上旬、生徒の顔も見ない時間が続いていて、だからと言って、私は何にも手がつかす、なんだかやる気も出ませんでしが、そんな時に、生徒からメールで、デッサンを見て欲しいと連絡があり、もちろん時間もあるし今からやるか!と、すぐにzoomを繋いで、デッサン指導を始めました。なんだかこの時のことがとても印象的で、画像越しではありますが、生徒とやりとりをしているとなんだかとても元気が出てきて、勝手に殻に篭ってたことに気づかされたとうか、改めて教師の仕事に喜びを感じました。

 私はいつも生徒に救われていて、「わからない」とか「難しい」とかって言われるその瞬間に、今どういえばこの生徒に「これ」を伝えられるかな?っていう感じの感覚が、私の思考を回転させるというか、ワクワクさせてくれるというか、伝え方に工夫が生まれるというか、生徒はいつも私にそういう面白さを考えさせてくれて、目覚めさせてくれます。
 でも、最近ちょっと思うことは、この自粛期間が開けても、『新しい生活様式』にというものである。私はやっぱり、先生と言う仕事が好きで、教科は手段と言うか生徒に何かを伝える言語みたいなものであって、生徒指導には、教科指導だけでない人と人としての関わりのかなで生まれる言葉があると日々感じています。
 最近の機械は画像もそこそこ良いが、やっぱりデッサンは直接見ないと、直接やって見せないと伝えきれない。やっぱり早く教室で授業がしたい…と思います。

 テレビをつければ、新しい環境に人間社会はと言う話もあって、テレワークやオンラインでも仕事はできてなんていってる人もいるけど、合理的にとか必要なことだけじゃない関係があったから今なんとなく仕事になっていて、これからコミュニケーションの部分でどんなことが人と人の関わりになっていくのだろうか?とか考えると君たちにどう伝えて良いか本当に悩んでしまう。だって、私たち大人も初めての経験で迷っているからね。
 だから今、君たちは、世の中がどんなふうになっていくかをよく見て、今回の経験を将来に役立てて欲しい。将来この期間のことを自分の子どもや、もしかしたら生徒とかに伝える時に、自分がどのように感じて、この期間何をしてきたかって話せるように。だから、寝てばかりいないで、暇暇と言っていないで、この時間を使って何かやってみてください。

 普段やらないデッサンとかは?

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