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「中学はいつだって創発してます!」吉見先生(中学3年担任・数学科)

投稿日2020/5/26

 緊急事態宣言が続き、学校も学校閉鎖に準ずる期間として、登校を控えてもらい、stay homeが続いていますが、みなさん、体調を崩すことなく、過ごされていますか?

 受験を控えた小学校6年生のみなさんは、不安でいっぱいの事と思います。少しでも早く様々なことが元に戻り、6年間を共にした仲間と最後の思い出を作ってもらえることを心より祈っております。
 私が担任をしている中学3年生も10カ月もすれば高校生になります。限られた時間を大切に、そして、充実したものにしてほしいと願っています。

 さて、本校では、通常の学習プログラムの他に、「創発学」というプログラムがあります。これは、フィールドワーク・プレゼンテーション・キャリアエデュケーションを軸とした本校独自のプログラムです。近年では、アップデートして、英語教育、更にはそれを支える言語教育がプラスされて、より、レジリエンスを底上げするプログラムになっています。
 残念ながら、今回の新型コロナウイルスの影響で、前半のプログラムは中止になってしましました。ですが、本校はアクティブラーニングが騒がれる10年近く前から、「創発学」を行っていますので、このような事態でもへこたれることはありません。この状況下だからこそできる創発はないかと考え、今年度は、新入生も含め、3学年統一で創発学をweb上で行っております。
 生徒には、仕事内容の変化をインタビューしてもらい、インタビューと自分の考察・感想を一人1台のipadなどのツールを使って教師に送ってもらいます。今度は、全学年の集計データを見ながらディスカッションをします。お互いの考え方を知り、より深い学びへと変えていきます。生徒からも自然と発言が出るようになり、一人ひとりに合った個が育っていきます。

 学校生活が元に戻ったとしても、これからの変化は急速に発展していくことでしょう。そんな急激な変化を、一緒に柔軟に受け止め、クリエイティブに創発しませんか?

 

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