今年は久しぶりに副担任を任ぜられました。これまで全く面識が無かった学年の副担任なので、良い緊張感と高揚感を持ちながら新年度を迎えられました。担任の増山先生とタッグを組み、C組の生徒の成長をバックアップすることに徹していますが、担任時とは違う意味で、副担任としての目線や視野の広さ、高校2学年全体を俯瞰して見られることの醍醐味を感じています。
特に今年は、授業で特進クラスと全ての総合進学クラスを受け持っているので、多くの生徒たちと授業を中心にやり取りができることがこのような感覚を一層深めているように思います。授業に加えて体育祭や日学祭などの行事づくりを通して彼らとやり取りすることを楽しみにしていましたが、それが叶わなくなったことが残念でなりません。生徒たちがコロナウイルスに対する制約や辛いことにも逃げずに向き合いながら、日本学園での高校生活が充実していたと胸を張って言いながら卒業できるように、今年から来年に向けて何ができるのかを一緒に探りながら過ごしていこうと思います。
一つ悩みがあります。それは、マスクで顔の半分が覆われた生徒たちの名前と顔を覚えることに時間がかかっていることです。ソーシャルディスタンスもキープしなければなりませんが、可能な限り生徒と距離を詰め、コミュニケーションを取りながら、まずは早く彼らのことを覚えることに徹していきます。
※ 川崎先生は陸上競技部の顧問でもあります。これは陸上競技部の生徒たちの記念写真。