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職員室リレートーク

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体育祭 添田先生(中学1年B組副担任・国語科)

投稿日2021/5/31

いつ終わるとも知れないコロナの日々、「新しい日常」に馴染むよう言い聞かされ、それはつまり様々な「制限のある日常」だとしても、自分と周りの命を守るためと自身にも言い聞かせ、我慢を重ねてきた毎日でしたね。本校の生徒の1年間も本当に健気なものでした。

5月28日金曜日、2年ぶりの体育祭を実施しました。雨上がりの爽やかな朝です。もちろん「制限」はたくさんありました。

競技者以外は常にマスク着用、歓声・応援の禁止、残念ながら保護者観覧もなし、例年午後まであったプログラムは大幅カット、午前中で終了です。

しかし、どうでしょう。マスクの下の表情、不安ながらも2年ぶりの行事に、わくわく楽しみそうな顔が見えます。予行演習の準備体操でマスクを外した際も、注意するまでもなく6学年誰一人喋らない真剣な生徒たちを見て、しっかり最後までやり通せることを実感しました。

期待通りの本番でした。体育祭実行委員は早朝から前日の雨のグラウンドを整備し、競技も素晴らしい連携で最後まで運営してくれ、それに応えるかのように元気に楽しむ生徒たち!

          

 

 

 

 

 

歓声は送れなくても、大きな拍手に応援を込めて!種目は少なくても全力で!

そんな爽やかな姿に、「できなくなった」ことに目を向けがちなコロナ禍、でも「できる」ことを一生懸命やる、大変な時こそこれしかないのだ、と改めて気づかされます。

そして「一生懸命」は、順位や出来ばえなど無関係に、文句なしに見ている人の胸を打ちますね。中間試験後、短期間の練習で仕上げた中学生のダンス!日に日に上達する練習風景も、緊張しながら踊った本番も、胸に響くものがありました。

 

 

二人三脚に三人四脚(!)。

跳び箱4段もあやしい運動神経の私からしましたら、あの競技は感嘆ものです。

なぜ拘束バンドをつけながら…あのスピードで走れるのでしょう。もはや本当にバンドで拘束しているのか疑わしいくらいのスピードで肩組み走る男子たちを前に、感心を通りこして唸ってしまいました。

大縄跳びではクラス全員、息をそろえて!高1特進クラス息の合ったジャンプで見事勝利!素晴らしい記録でしたね。こちらもまた驚嘆のスピードと完璧なタイミングで楽しそうに飛ぶスポーツクラス!しかし記録はまさかの8回!ずっこけましたね。

 

 

 

 

 

 

トラック1周選抜リレー!最後まで走り切りバトンを渡す!さすが強化部揃いのスポクラ、目を見張る速さでコーナーを駆けていきます。高校3学年ともスポクラが制覇!その強化部にもひけを取らない俊足の特進・総進クラスも光っていました。

 

 

 

 

 

 

実行委員の生徒たち、最後の後片付けまでしっかりやり遂げました。

 

 

 

 

 

 

 

生徒にたくさんの元気をもらった一日でした。お返ししなければなりませんね。

今年の高3も厳しい状況下で、受験に対する不安もあることでしょう。来週は漢検、1か月後は期末試験です。生徒の心身の安全・安心を守りながら、学習面もしっかりサポートしていきます。

気づけばもう6月。終わりの見えない日々に鬱屈とした気分になることもあると思いますが、目の前のことを一生懸命やること、できることに目を向けること。体育祭を通して学んだことを糧に、一日一日を大切に過ごしていきましょう。

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