6/18学校全員で劇団三ツ星キッチン様の【LOVE -femme-】というミュージカルを観劇しました。ミュージカルというものを今まで観劇したことがなく、率直なところ始まる前は凄く不安でした。事前知識として説明した、拍手等を積極的にしても良いという話を過大解釈し、自分たちだけで盛り上がるようなことをしてしまうのではないかと…
これは完全に杞憂でした。始まった瞬間、流れも把握しきれないまま聞くコーラスに圧倒され、みんなあっと言う間に引き込まれていました。
明らかに一線超えてそうなキャラクターが出てきて、このまま物語に没入できるのか不安がよぎった時もありましたが、終わってみればその最初の違和感も振り返らなければ思い出せないくらいで驚きました。
終わった後の生徒たちの感想もとても印象的です。『一人なら泣いてた』、『普通に泣いた』、『寝るつもり満々だったのに見入ってて気づいたら終わってた』などなど、好評ばかりでした。また演者さんの技量に感銘を受けている生徒も多く、普段カメラに映されないであろう場所を注意深く見て、感動していることに驚きました。
昨今はなんでも簡単にインターネットで見れてしまいますし、既知の面白いものを見る時間すらも足りないのが実情です。他に興味深く、面白いものがあるかもしれないと頭の中でわかっていても、新しい知見を広げる大事さを疎かにしがちになっている気がします。
劇団三ツ星キッチン様、多くの感動と、新しい知見を広げて頂き、ありがとうございました。
※ 今年度芸術鑑賞会は、生徒が午前午後に分かれての鑑賞とし、座席を隣ひとつ開けて座るなど感染対策万全にすることで実施することが出来ました。これも午前午後の2回公演を引き受けてくださった劇団三ツ星キッチン様のご協力のおかげです。ありがとうございました。