10月15日より、二学期中間試験が始まりました。日本学園では、コロナ感染防止対策として、短縮授業やオンライン授業が行われ、いつもとは違った雰囲気での定期試験になっています。とはいえ、私の所属する『第1学年』の生徒、すなわち高校1年生の諸君にとっては、日本学園に入学してから3回目の定期試験であって、例年との違和感を抱くということもなく、緊張の面持ちで試験対策に取り組んでいます。
ハイブリット式授業を実施するにあたり、当初はオンライン授業を継続する生徒が多いと予想していましたが、ふたを開けてみれば80%近くが対面授業を希望し、通常授業もスムーズに再開できました。いろいろなことを制限しながらですが、生徒諸君も久しぶりの再会・終結を喜び、盛り上がっていたようです。しかし、この時、中間試験2週間前。歓喜に沸く教室に、微妙に水を差しておりました。
二学期中間試験といえば、高校生活において、年度の『ど真ん中』です。これまでの自身の取り組みを振り返り、『思ったより頑張れた』、『ちょっと甘く考えていた』など、継続していくべきこと、反省して改善すべきことが見えてくると思います。
1年間の折り返し地点。中間試験も大切ですが・・・。1年生は将来につながる文理選択。2年生は受験科目の理社選択。3年生は具体的な進路選択。山のてっぺんから後ろと前をながめてみましょう。『ど真ん中』って意外と大事な時期なのです。そこからは、どんな景色が見えるのでしょう?その道の先には、何がありそうですか?