1年前のじりじりと肌を焦がす夏の暑い日、日本学園の教室では必死に勉強している3年生の姿がありました。16時には日が沈みかけている冬の寒い日、日本学園の教室には黙々と勉強に励む3年生の姿がありました。卒業した後も、不安を抱きながらも後期試験まで頑張った3年生がいました。先輩たちの、その最後まで粘り強く取り組んだ姿勢には、改めて敬意を表したいと思います。
そんな3年生を「立派だなぁ、頑張れよ!」と応援していた去年、一昨年の私ですが、今年度はついに自分の学年の生徒たちへと大学受験は引き継がれました。「この子たちは本当に受験をする気があるのか」と不安と心配しかなかったクラスの生徒たちも、受験学年となると少しずつ変化が見え始めました。「先生、残って勉強していっていいですか?」、「小論文を書いてきたので見ていただけませんか」、「この受験方式でチャレンジしてみようと思っているのですがどうですか?」。こんなやり取りが増え始めたのです。確かに変わりつつあるクラスの生徒たちを、担任として最善のサポートをしたいと思っています。
日本学園の生徒たち全員が、より良き進路選択をして希望の進路実現を目指してほしいと願っています。そのためには、「学力」を付けること、「保護者の方・先生方」と進路に対しての考えを分かち合えること、「仲間」と最後まで頑張り抜くことが大切です。さて、まずはこの夏をどう過ごすのかにかかっています。先輩たちのようにガンバレ、3年生!!