新中学1年生の入学式から約1週間が経ちました。生徒たちは、学校生活にも慣れて、少しずつ友だちも増え、教室が賑やかに、活気溢れる毎日を送っています。
私も今年度から日本学園の一員としての生活が始まりました。入学式当初は、タイトな時間の中で慌ただしく時間が過ぎていきましたが、ようやく校内にある立派な樹木の新緑に目が向くようになりました。
“Stay hungry. Stay foolish.”
ハングリーであれ。馬鹿であれ。
“Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life…”
君たちの時間は限られています。だから本意でない人生を生きて時間を無駄にしてはいけません…
この言葉は、Apple社の共同創業者でもある、Steven Paul Jobs(スティーブ・ジョブズ氏)の言葉で、2005年に米スタンフォード大学の卒業式で行った、彼自身最後のスピーチの一部です。彼は2011年に膵臓がんにより亡くなりました。
「死」を意識した彼だからこそ、「生」に前向きに取り組み、若者に向かって自分の思いを語っている内容には心に刺さるものがあります。
自分の直感に従う勇気を持つこと、失敗や他人の意見に惑わされない強さを持つことの大切さを学びました。
1年生の皆さんは勿論のこと、にちがくの皆さんには、「限られた時間」を大切に、友だちや、周りの親しい方たちと過ごす中で、自分の進む道を模索し、将来の方向を見つけられる事を願っています。にちがく1年生の教師であります私ですが、皆さんのお手伝いをさせていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。