私が高校生だったころ、一番なりたかったのは放送業界のカメラマンだった。
高校1年生の頃から憧れていたが、進路を考える時期になり、色々な方に相談をして、最終的には自営業をしていた印刷会社を継ごうと考え、経営とデザインが学べる大学へ進学をしたが、大学に入学してからも一本筋ではいかず、まずはIT会社に勤め共学校で勤務し、数年後に日本学園の情報科教員になった。
今、高校2年生の担任をしているので、「1年後は受験だなー。みんなどんな進路に進むんだろう。」と、ワクワクしている。
そんな中、受験シーズン真っ只中の高校3年生が2人私の所へ訪ねて来て、「プレゼンテーションを行うので、ぜひアドバイスが欲しい。」との依頼があった。
生徒と一緒に、プレゼンテーション作成に向けて、どんな構成がいいか考えていたところ、数日後に、そのうちの1人が希望していた大学を変えてしまった。私はかなり驚いた。
「プレゼンテーションを作るにおいて、厳しいこと言ってしまったかな…。」
でも、それは彼が悩みに悩んで変更した進路選択でもあるし、プレゼンテーションを考えていて「やっぱり違った。」と思ったのかもしれない。
このターニングポイントが、人生で一番大切だし、大事にしたいところだと思っています。
担任をしている高校2年生達よ!今しーっかり悩んでおくといいですよ。
そして、自分で決めたことには責任を持つこと。
自分でしっかり進路先を見て、感じて、自分がここに行きたいポイントはこれだ!と言えるように、進路先を研究してください。
今の3年生も、2年生も、素晴らしい結果になるように祈っています。