一般選抜入試を戦った人たちの中には、卒業式の1週間や数日前に受験の結果がようやく出そろい、進学先を決めたという人がたくさんいます。夢が叶った人もいれば、もう一歩届かなかった人や不完全燃焼の気分の人もいるかと思います。
「人生は選択の連続である」と言うように進学先を決めるのも1つの選択ではありますが、そもそも、挑戦するという選択をしたことに大きな意味があるのではないでしょうか。挑戦したからこそ得られたものが必ずあるはずです。3年前の高校入試の面接を思い出すと、あの時の頼りない雰囲気(すみません)からずいぶんと立派になりました。日々の学習・部活動・行事・受験勉強・進路選択と、多くの挑戦をしてきた結果なのでしょう。
自分で自分を褒めてあげてください。十分によく頑張りました。この3年間で皆さんの成長や、良いところを見ることができたのは教員冥利に尽きます。ありがとうございました。
母校は母港でもあります。これから次の世界へ漕ぎ出していく皆さんを祝福しつつ、また日本学園に顔を出してくれることを心待ちにしています。
私ごとですが、この3年間いくつかの別れと出会いがありました。命には限りがあり、当たり前のように自分の周りにいてくれる人たちといずれ別れが訪れることを改めて実感しました。同時に、人と出会い、新しい関係が築かれることのありがたさも実感しました。
皆さんと出会えたことにも深く感謝します。これからも応援しています。