職員室

授業の「ふりかえりのプリント」 水野謙先生(高2担任・社会科)

投稿日2018/9/24

自分のクラスの日本史の授業で、毎回「授業のふりかえりのプリント」を生徒に書いてもらっています。その授業の内容で、「意外に思ったこと」や「疑問に思ったこと」などを書いてもらっています。これを書くことによって、少しでも授業内容が生徒の頭の中に記憶として残ること、現在の高校生がどういう歴史認識を持っているかを授業者である教師が垣間見ること。この2つを目的として行っています。

ちなみに、「桓武天皇の平安遷都と蝦夷征討」の回では、こんな回答が見られました。

・「桓武天皇は、他の支配者と違って優しい」7人

桓武天皇は雑徭の半減や軍団の廃止などを行い、民衆の負担を軽減しました。また「徳政論争」という、民衆のための政治について臣下に論争させたという内容が、生徒の印象に残っていると考えられます。一方で、今まで出てきた支配者に関して、生徒はあまりいいイメージを持っていないということの裏返しとも考えられます。

・「蝦夷は強い」9人

 わずか千数百の手勢で、五万人もの朝廷軍を倒した蝦夷の族長アテルイの話が、印象に残っている生徒が圧倒的に多いようです。やはり男子は、戦の話が好きなんでしょうか?

・菅野真道は、自分の意見が採用されずにグレなかったのか? 1人

 先に述べた「徳政論争」で意見が採用されなかったのが、菅野真道です。

 私にとっては、斬新な質問でした。

 もっとも、「徳政論争」自体が「ヤラセ」だという説もあります。その説の話を、プリント返却時にクラス全体にしました。そうすることによって、生徒達も歴史の新しい角度からの見方を学べたと思います。

こういうことを、毎回の授業でやっています。私にとっても勉強になるので、今後も続けていきたいと思います。

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