今年も日学祭の季節がやってきました。生徒たちの動きが最も活発でキラキラと輝く時期でもあります。各教室を見てみると模擬店の立て看板用のベニヤ板が運び込まれ、中には下書きされているクラスもあります。中学生は、校外学習のプレゼンテーションの準備や演劇の練習が始まっており大変賑やかです。吹奏楽部や軽音楽部は日学祭当日の演奏に向けた熱い練習が聞こえてきます。正門を出たところには、各団体がつくった色鮮やかな模擬店や屋内展示の宣伝ポスターが貼られています。この中から賞を獲得する団体はどこなのか、じっくり見ながら予想するのは楽しいものです。高2の理系クラスでは、模擬店で売る唐揚げの試作をしていました。味の加減はこれでいけるのか、担任教諭を交えて試食しながらワイワイやっていました。
今年度、私は副担任なので、こういう光景を見るとうらやましさや寂しさみたいなものを感じてしまうのですが、副担任としてやるべきことはたくさんあります。学園祭が円滑に進むように、運営面でサポートをしなければなりません。私は、日学祭実行員会の担当ですので、委員会の生徒たちのサポートに徹していきたいと思います。実行委員会は7月のミーティングにはじまり、資材・備品貸し出し担当の生徒たちは、既に活動をはじめているのですが、生徒たちは、私たちがとやかく言わずともテキパキと行動できるので本当に感心してしまいます。これは昨年から引き続き委員を引き受けている2、3年生が中心となり、円滑な運営ができている証です。彼らの行動力には脱帽しきりです。
日学祭と言えば、多くの卒業生達が戻ってくる機会でもあります。卒業生たちが母校を懐かしむと同時にOBになってからも日学祭を楽しんでいる光景は毎年恒例なのですが、私たちにとっては、卒業生の近況報告を聞けるのが楽しみで仕方がありません。特に今年は、國學院大學に進学した卒業生が、応援団を率いて帰ってきます。何と日学祭で本校の生徒諸君にエールを披露してくれるのです。きっと迫力あるものだと期待しています。
そう言えば、今年の日学祭のテーマは『Fight 頑張る人を応援する』です。皆で日学祭を大いに盛り上げて行きましょう。
写真は昨年度の様子です。
