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理数教育

“探究”するために科学未来館を”探検”しよう

投稿日2025/1/17

自分のこれまでの経験から探究活動をする上で最も難しいことは、最初の問いを立てることです。
「自分は何に興味を持っているのだろう?やっぱり探究ということをせっかくやるのだからすごく大きなテーマじゃなくっちゃ。」
といったようになかなかスタートが切れない事例を見かけます。
(大きなテーマほど最初の情報収集が大変というのもあるかもしれません)

どんなものでも探究テーマにできる、してもいい!今回はそれを知ってもらうため、1/12(日)日本科学未来館を中学生の希望者と探検し、事前事後学習を行いました。

 

 

科学未来館を探検した結果、生徒たちは各展示品のいろいろなことに気が付き、疑問を持ってくれました。次に参加してくれた中学生による展示品紹介例を載せておきます。

 

『日本科学未来館の展示の中には、”答え”ではなく、”問い”があります。』

科学未来館の常設展示は、入り口にあるこの壁の言葉を見てから始まります。
展示品にはなんでも掴める不思議なアームや、そこにあるように見えるのに触れないもの、といった凄い技術だけでなく、”未来の課題”を想像させるものが多くあります。
こんなにすごい技術がたくさんあるのに、世界はこんなにも問題を抱えている。
どうすればこれらの問題は解決していけるのか。世界を存続させていくことができるのか。

そんな気持ちを来館者に抱かせます。

多くの”問い”を受けたとき、どれか1つでも”答え”を考えてみようと思う人が増えることが、未来の問題を解決する唯一の方法だと自分は思います。
日常の何気ないことに気づき、それを疑問に、そして問題に昇華し、探究する。その小さな取り組みはきっと未来で大きな成果となるはずです。

参加者の皆さんお疲れさまでした。3日間に渡って大変だったかもしれませんが、ぜひ今後も気楽にこういった活動に参加してもらえたらと思います。

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