3月15日(土)、明治大学理工学部建築学科・田中友章先生の研究室が本校と共に取り組んでいる連携プロジェクトの発表会が明治大学和泉キャンパス・ラーニングスクエアで開催されました。
このプロジェクトは、本校卒業生の今井兼次が設計を手掛けた、国の有形文化財に登録されている1号館を中心とした本校のキャンパスを3Dスキャナー等の3次元計測技術を活用して3次元データ化を実現することを目的としたもので、「現在の校舎を、思い出とともに未来に残すプロジェクト」として構成されました。そして、明治大学の大学生・大学院生と本校の中学1・2年生で共同して昨年8月から取り組んできました。
明治大学和泉キャンパス・ラーニングスクエアのセンターアゴラで実施された発表会では本校の生徒18名が、活動しているグループごとにそれぞれ発表を行いました。発表後の質疑応答、そして講評を受け、「大学」という場でのプレゼンテーションをさせていただいたことは、生徒の大きな成長に繋がりました。
「日本学園にもご縁のある田中教授のご提案でスタートしたこのプロジェクトで本校生徒に貴重な体験をさせていただきました。センターアゴラはまさにギリシアのアゴラのように市民の集いの場である広場を彷彿させる空間で、開放的な雰囲気で発表が進み、豊かな時間が流れているのを感じました。」は同席した本校教頭谷口の感想です。
次年度は同じく明治大学理工学部教授熊谷知彦先生のもと、本校体育館(池原義郎設計)の3Dスキャンプロジェクトが継続する予定です。2026年4月から明治大学付属世田谷中学校・高等学校に校名変更となるに際して、今まで以上に連携を深めてゆくことになります。
明治大学 大学ニュース「日本学園との連携プロジェクトの発表会を実施(理工学部・田中友章研究室)」
https://meijinow.jp/meidainews/education/114908
【理工学部建築学科】日本学園との連携プロジェクトの発表会を和泉ラーニングスクエアで開催しました
https://www.meiji.ac.jp/sst/information/2024/89yuiy893e4rida745b.html