3年生の引退試合
〇8-2 VS世田谷総合高校
コロナの影響で、春季大会も中止になり、夏季交流大会も雨天で試合ができませんでした。しかし、相手校の世田谷総合高校さんと話し合い、引退試合が行えました。しかも、勝利で飾ることができました。
今年の3年生は、ここ十数年で一番戦力が整っていた世代でした。それだけに大会が秋季大会の1回だけしか出来なかったことが、残念でなりません。本当に、コロナが憎いです。
本当に、一生懸命練習する3年生たちでした。
K田君
主将として、四番バッターとして、強肩の捕手としてチームを引張ってくれました。口数は多くありませんでしたが、練習に対する真摯な態度で、背中で引っ張るキャプテンでした。誰よりも素振りを熱心に行っていた姿が印象的でした。
H野君
誰よりも声を出し、ミーティングなども上手に仕切る副主将でした。1年生の時から、様々なポジションを一言の文句も言わず、こなしてくれました。2年の秋大会ころから、バッティングが上達しました。きっと、影で振り込んでいたと思います。
I井君
相手チームが驚く位の速球と、良く曲がる変化球が武器でした。2年の春大会では、試合直前に足がつるアクシデントがあったにもかかわらず、しっかりと試合をつくってくれました。おだやかな人柄で、誰からも愛される選手でした。
S木君
I井君をライバル視し、二人で切磋琢磨していました。最後は、有言実行で背番号1を勝ち取りました。牽制やフィールディングも上手く、総合力のある投手だったと思います。2年の夏、「自分のせいで負けた」という思いから、精神的に急成長しました。
T坂君
S木君と同様、1年の夏からレギュラーとして活躍しました。内野守備の要として、1番バッターとして活躍しました。積極的かつ隙のない走塁を、みせてくれました。引退試合の第一打席でのヘッドスライディングが、あの試合の流れを引き寄せました。守備も打撃も、研究熱心な部員でした。
H山君
投手陣の一員として、三塁手として活躍しました。試合でも、「ここぞ」というところで打ってくれた印象が強いです。引退試合でも、3打点の活躍でした。投手の時に味方がエラーしても、クサることなく、むしろ大きな声でフォローしていた姿が印象的でした。
君たちと野球が出来なくなるのが、本当に淋しいです。また受験が終わったら、部活にも顔を出してください。色々あった3年間でしたが、本当にお疲れ様。君たちと野球が出来て楽しかった。ありがとう。
今年の高校3年生は、他の世代が経験しなかった災難を味わいました。しかし、このことが彼らの人生にとって益となることを、祈るばかりです。
新チームは、8月24日(月)に秋季大会1戦目を戦います。精一杯がんばります。応援よろしくお願い致します。
8月24日(月)9時15分プレーボール予定
場所=上井草スポーツセンターA面1塁側
相手=暁星高校