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鉄道研究部

都電荒川線 散策

投稿日2022/12/18

都電荒川線の散策  2022年11月20日(日)

新線新宿駅…新宿西口―(都営バス)―早稲田―(都電荒川線)―鬼子母神前…雑司ヶ谷鬼子母神堂・散策…鬼子母神前―(都電荒川線)―庚申塚…とげぬき地蔵・散策…庚申塚―(都電荒川線)―飛鳥山…飛鳥山公園・散策…王子駅前―(都電荒川線)―荒川車庫前…都電おもいで広場…あらかわ遊園地…荒川遊園地前―(都電荒川線)―三ノ輪橋・三ノ輪橋おもいで館・買い物

本日の活動は、都電荒川線の散策と東武博物館の見学です。朝、新線新宿駅に集合し、駅の案内図を見ながら、新宿駅西口停留所へ行きました。都営バスに乗り早稲田へ行き、早稲田から都電荒川線に乗りました。鬼子母神前で電車を降り、雑司ヶ谷鬼子母神堂を散策しました。

鬼子母神は安産・子育ての神です。そして、法華経の守護神として日蓮宗寺院で祀られています。雑司ヶ谷鬼子母神堂に祀られている鬼子母神尊像は1561年に現在の清土鬼子母神堂である清土で掘り出されたそうです。1578年に雑司ヶ谷村の人びとによりお堂が建てられ、雑司ヶ谷鬼子母神堂に安置されました。以来、江戸の町の名所となり、武士や庶民からの信仰を集めました。境内に樹齢700年の大公孫樹などがあります。今日も親子連れが参拝していました。

庚申塚停留所で電車を降り、巣鴨地蔵通り商店街と高岩寺を散策しました。庚申塚停留所は、2008年に昭和30年代をイメージした木目調の停留場に改築されました。三ノ輪橋方面のホームに甘味処いっぷく亭という茶店があり、部員たちがおはぎを食べました。巣鴨地蔵通り商店街は、高岩寺の門前町です。巣鴨駅から都電荒川線庚申塚停留場までの道路に沿う800mにわたる商店街です。もともとは中山道の一部でした。寺院の門前での出店、甘味処、食事処、和菓子屋、高齢者向けの洋品店、衣料品店多くあり、「おばあちゃんの原宿」と呼ばれているらしい。

高岩寺は、「とげぬき地蔵」という名前で知られています。「とげぬき地蔵」という名前は、江戸時代、毛利家の女中が針を誤って飲んだ時、地蔵菩薩の御影を飲み込んだら、吐き出した御影に針が刺さっていたという伝承などによるものだそうです。他の病気の治癒にもご利益があるとされ、高齢者が参拝するようになったそうです。境内には、「洗い観音」とよばれる聖観音像があります。身体の治したい部分にあたる観音像の部分を洗ったり、濡れたタオルで拭くとご利益があるそうです。

飛鳥山停留所で降り、飛鳥山公園へ通じる歩道橋から国道122号線の併用軌道を行き来する都電を撮影しました。そして、飛鳥山公園を散策しました。300年ほど前に徳川吉宗が享保の改革のひとつとして、江戸っ子たちの行楽地とするため、飛鳥山を桜の名所にしたそうです。1873(明治6)年、飛鳥山は、上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定されました。飛鳥山公園内には、都電や蒸気機関車が静態保存されています。

都電6080 1978年まで都電荒川線を走っていた車両です。2018年に綺麗に塗装されました。部員たちは車内や運転台を見学しました。

蒸気機関車D51853です。1943年に製造され、1972年まで走っていた蒸気機関車です。部員たちは、運転室を見学しました。

展示車両の近くに渋沢史料館があります。渋沢史料館は、近代日本経済社会の基礎を築いた渋沢栄一の思想と行動を顕彰する財団法人である渋沢栄一記念財団の付属施設として、渋沢栄一の旧邸「曖依村荘」跡に設立された博物館です。部員たちは、新幹線がよく見えるデッキで昼食を食べました。

昼食を食べた後、飛鳥山下跨線人道橋で東北本線や京浜東北線を撮影しました。1925(大正14)年、古いールを利用して建てられた跨線橋です。

電車や貨物車を撮影した後、「アスカルゴ」に乗りました。自走式モノレール方式の斜行昇降施設「あすかパークレール」です。車両がかたつむりに似ているので「アスカルゴ」という愛称がつきました。

飛鳥山公園を散策した後、荒川車庫へ行きました。荒川車庫には、都電荒川線の運行管理、営業を行う荒川電車営業所、乗務員基地や車庫・保守基地(荒川車両検修所)があります。部員たちは、荒川車庫に止まっている都電各車両を撮影しました。

そして、荒川車庫に併設されている「都電おもいで広場」を見学しました。2007年より都電9000形の導入にあわせ「路面電車の日イベント」とともに公開されました。「都電おもいで広場」では、昭和の停留場を再現した広場に都電車両2両を展示しています。

都電5500形5501号 PCCカーともよばれました。1967年の1系統(銀座線)の廃止の時に廃車となり、上野公園内に保存されていましたが、1991年から荒川車庫で保管された後、2007年に修復され、「都電おもいで広場」で展示されました。車内は座席が撤去されギャラリーとなっています。

都電7500形7504号 1998年まで「学園号」としてラッシュ時に運用されていましたが、2001年に廃車となりました。荒川車庫で倉庫として使用されていましたが、2006年の「路面電車の日イベント」の時に修復されましした。

「都電おもいで広場」を見学した後、都電荒川線を行き来する都電車両を撮影しながら荒川遊園へ行きました。あらかわ遊園には、都電6000形車両が保存されています。前方を照らすライトが1つなので「一球さん」という愛称がついています。

2002年に荒川区に譲渡され、あらかわ遊園にて保存されています。2022年にあらかわ遊園がリニューアルオープンしてからは自家焙煎コーヒーを売る「カフェ193」に改装されました。

あらかわ遊園で「一球さん」を見学した後、三ノ輪橋へ行きました。都電荒川線の始発停留場、関東の駅百選認定駅の一つです。2007年に都電9000形が営業運転を開始した時に、レトロ風の外観に改装されました。

2018年には停留場近くに東京都交通局が「三ノ輪橋おもいで館」を開設しました。「三ノ輪橋おもいで館」は、都営交通の案内、乗車券やグッズの販売も行っています。都電荒川線の鉄道模型ジオラマや都営交通に関する展示しています。部員たちは、都営交通のグッズを買いました。

王子電気軌道と東京さくらトラム(都電荒川線)の紹介   中1A組 サー

王子電気軌道について

1906年に発起人松本錬蔵ら29名が東京府北豊島郡王子町を中心とする電気軌道敷設及び営業を当局に出願。電気供給事業は1910年に認可が降りた。そして、1913年に飛鳥山ー三ノ輪間が開業した。

軌道事業

1   三ノ輪橋ー早稲田間・・・のちの東京さくらトラム(都電荒川線)。

2   王子駅前ー赤羽間・・・1972年に廃止。

路線バス事業

1929年に王子ー赤羽間4.1kmが開業。のちに東京市に買収され、現在は都営バス路線の一部である。

東京さくらトラム(都電荒川線)について

1960年代から都電が廃止されるが、路線の大部分が専用軌道であり、沿線の住民からの存続要望が強かったため、荒川線は廃止されず、当路線が唯一の都電として運行されている。

路線図

運行形態

三ノ輪橋ー早稲田間

三ノ輪橋ー荒川車庫前間

三ノ輪橋ー王子駅前間

三ノ輪橋ー大塚駅前間

荒川車庫前ー早稲田間

荒川車庫前ー王子駅前間

荒川車庫前ー大塚駅前間

町屋駅前ー大塚駅前

町屋駅前ー早稲田間

町屋駅前ー荒川車庫前間

乗降制度

基本的には路線バスと同じであり、大人170円、子供90円の運賃先払いである。前扉から乗車し、後ろ扉から降車する。降りる時は、ブザーボタンを押すことになっている。

8800系の液晶画面。右上に制帽を被った東京さくらトラムのキャラクター、とらあんがいるのが特徴だ。又、上には「この電車は〇〇行きです。」という行き先をお知らせするメッセージ的なものがある。(写真は8800系三ノ輪橋行きのもの。)

写真は庚申塚停留所と三ノ輪橋停留所。9000系運行開始に合わせてレトロなイメージにリニューアルした。三ノ輪橋停留所には三ノ輪橋おもいで館が、庚申塚停留所の三ノ輪橋方面にはいっぷく亭がある。

車両

7700系

8800系

8900系

9000系

8500系

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