7月14日に行われました、選手権・西東京大会・第3回戦のvs早稲田実業高校は、0−3で敗退いたしました。
日本学園:000 000 000・・・0
早稲田実:012 000 00X・・・3
投手:古川ー吉田ー武田
捕手:田中
初戦の中大附属戦を快勝し、いよいよ早稲田実業との一戦を迎えました。
今大会、日大三高と並んで西東京の第一シード校である『早実』とは、2016年の秋季大会本選・2017年の選手権大会準々決勝で対戦し、苦杯をなめさせられており、髙橋監督体制となってからは6年ぶり、実に3度目の対戦となります。
初回から鋭い打球を放ち、全国区レベルの野球を見せつけられるも、先発・古川の力投と堅守で早実打線を抑え、初回を『0-0』で乗り切ります。
しかし、2回表に『三塁打⇒セカンドゴロの間に1点』という妙攻で先取点を奪われます。続く3回表にも、全く同じ『三塁打⇒セカンドゴロの間に1点』で失点し、さらに二死、二・三塁からボテボテのサードゴロの間に1点を追加され、0-3とされます。いずれも、早実の強力打線にタイムリー安打を許さず打ち取っているだけにとても悔やまれましたが、『タイムリーなしでも得点する』という、強豪校の巧さ・強さを実感した失点でもありました。
その後、攻撃では何度も得点のチャンスを作り、守備では4回以降を無失策・無失点に抑え、髙橋監督の目指す『粘りの日学野球』を実践して、強豪・早実に食い下がります。
しかしながら、早実の豪華・投手陣から得点を奪うことができず、4回以降は両チームとも無得点・無失点のまま、『0-3』でゲームセットとなりました。
第一シード校・早稲田実業を相手に、9イニングを戦い抜くことができましたが、6年前の敗戦より悔しい印象の『惜敗』に感じました。
平日のお忙しい中、ご来場下さった先生方・卒業生の皆様には、心より感謝いたします。ありがとうございました。
また、力強い演奏で選手達を鼓舞し、チームを支えて下さった吹奏楽部の皆様、スタンドで応援をしてくれた野球部員の仲間達、本当にありがとうございました。
そして、この試合に向けて、チームを全力でサポートし、試合に集中できる環境を整えて下さった硬式野球部・父母会の皆様には、心より御礼申し上げます。
『勝利』という形で感謝の気持ちをお返しすることはできませんでしたが、皆様のご支援・ご協力のおかげで選手一同、悔いのない戦いができました。
本当にありがとうございました。
この試合をもちまして、3年生部員達は現役を引退することとなりました。
実力校・中大附属高校に圧勝し、全国区の強豪・早稲田実業高校と真っ向勝負し、互角に戦うまでに成長してくれました。第3回戦での引退はとても残念ですが、『粘りの日学野球』を実践し、2年生・1年生に堂々とバトンを渡してくれました。『早実』を相手に、9回まで『粘りの日学野球』を貫き通せたのは、ベンチ入りしたメンバーだけでなく、全ての3年生が入学から今日この日まで努力を続け、チームを鍛え・作り上げてきた結果・成果です。
本当にお疲れ様でした。
2年生・1年生部員達は、翌日より新チームをスタートさせ、秋季大会に向けてより一層の努力・精進を誓っている次第です。
今後とも、日本学園硬式野球部を宜しくお願いいたします。