VS 小岩四中 62-59 辛勝
相手は1回戦で100点近くを取った攻撃力が持ち味。長身プレーヤーが確実にリバウンドを抑え、そこからワンパスでフロントへ運びシュート。この相手の勝ちパターンをどう抑えるか、オフェンスからディフェンスへの切り替えの速さが鍵となる試合です。
にちがくは開始からすごく集中していた。ボックスアウトを徹底し、相手にセカンドチャンスを与えないようにする。またこちらがシュートを打った後も早く戻り速攻を阻止。ファールが多いのが少し心配だが、想定したゲーム運びとなっている。おまけににちがくのシュートがよく決まり、インアウトのパスワークからリズムをつかむと、思いの外点差がひらいた焦りからか相手のシュートはよく落ちた。43-24で前半を折り返した。
後半に入るとにちがくにとってシュートが入らない我慢の時間が訪れた。シュートが落ちてリバウンドを取られると、そこからものすごい速さでゴール下までボールが飛んでくる。意識はしていてもついていけない。3Qで点差が10点まで詰められる。そのころにちがくはファールが3回、4回の者が増え、攻めのディフェンスが鳴りを潜めると、相手の攻撃時間が2倍にも3倍にも感じられる苦しい時間が続く。前半のアドバンテージがみるみるなくなっていった。ラスト2分、1ゴール差となると最後は意地のぶつかり合い。強引に1対1でねじ込んでくる小岩とそれを必死に守るにちがく。終わりのブザーが鳴る瞬間まで勝敗がわからないゲームとなりました。結果は前半のリードをぎりぎりで守りきっての辛勝。あと1分あったら結果は変わっていたかもしれません。