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山岳部

奥多摩海沢下部曝流帯で沢登り

投稿日2024/8/6

2024年8月5日(月)

新宿駅-(中央線)-立川駅-(青梅線)-青梅駅-(青梅線)-奥多摩駅…70分…海沢下部曝流帯入渓点…下部曝流帯80分…大滝…林道20分…海沢下部曝流帯入渓点…40分…神庭-(西東京バス)-奥多摩駅-(青梅線)-青梅駅-(青梅線)-立川駅・解散

 

 今回の月例山行は、奥多摩海沢下部曝流帯で沢登りを体験しました。夏期合宿で南アルプスへの登山を予定していましたが、顧問のター先生が、天気予報と天気図を見ながら、懇意している山岳地帯の天候の専門家と相談し、今回の日程では連日昼過ぎから雷雨に見舞われると判断しました。合宿に備えてトレーニングはしたものの、稲妻より早い行動は無理と考え、夏期合宿を中止としました。

 

今日は、開いた日程を使い、奥多摩海沢で沢登りをしました。海沢下部曝流帯入渓で着替えをし、ヘルメットとハーネスを身に付け、地下足袋を履きました。

 

海沢に降り、草鞋を水になじませ、地下足袋の下に草鞋を付けました。滝では水の勢いが強く、轟音が響き渡っていたので、大きめの声で声を掛け合いました。滝では、ター先生が先行し、滝の上で、セルフビレーを取り、上から部員へザイルを投げ、部員が一人ずつザイルをハーネスに付け、安全を確保しつつ滝を登りました。

 

最初部員たちは、冷たい水とごつごつした岩の上を歩く時に地下足袋を通じて足の裏に伝わる痛みに戸惑いましたが、段々慣れてきました。滝つぼが暗くて底が見えなかったり、滝を落ちる水しぶきや轟音にも少し圧倒されましたが、徐々に慣れていきました。

 

途中、キャニオニングを楽しむ団体を出会い、大滝では先にキャニオニングの団体に行ってもらいました。キャニオニングの団体が大滝をどの様に登って行くのか見ていたはずなのですが、実際に自分達で登ろうとすると、手や足の掛け所が見つからず大変でした。ター先生がザイルで確保してくれたので、何んとか登れた感じの部員もいました。

 

全員大滝を登り「やったぁ」となった時、ドーンと雷鳴が響きました。奥多摩駅から入渓点まで凄く晴れ渡り、かなり汗をかくほどの暑さだったのに、だんだん辺りが暗くなってきたかと思ったら、急に雷が鳴りだしたので、急いで林道に登りました。林道伝いに入渓点まで戻り、ハーネスや草鞋、地下足袋を脱ぎ、帰り支度をしました。アメリカキャンプ村まで下って来た所で、雨がザーザー降ってきました。かなり濡れました。神庭停留所で奥多摩行きのバスに間に合いました。

 

奥多摩駅にある更衣室で濡れた服を着替えました。「さあ、帰ろう。」と思ったら、豪雨のため青梅線が運休となっていました。青梅駅、御嶽駅付近で集中豪雨になっていたとのこと。これからの部活動などについて相談しながら、電車の運転再開を待ちました。奥多摩駅付近は小雨になって、奥多摩駅に停車中の電車の中で待っていたので、落ち着いてのんびり過ごしました。50分程待ったら運転再開しました。福生辺りまで来たら、雨が上がりました。

 

中2D組 ソータ 初めての沢登り

 僕は、昨日初の沢登りに行きました。沢登りと聞くと、僕はいつもの登山よりは簡単そうだなと思いました。ですが、沢登りをやってみて、水は冷たいし、足は痛いし、登りにくかったので、沢登りの大変さを知りました。特に、滝が凄く自分的には厳しいと感じました。滝は全て合わせると二つ程しかなかったのですが、一つ目の滝では足が初めから着かなくて、泳いで行かなければなりませんでした。一つ目の滝より前は、全身水につかる所が無かったため、凄く水が冷たかったです。ちなみに一つ目の滝が自分的に一番きつかったと感じています。二つ目の滝では、初めは少し足が下に着くものの、進んで行くにつれ、次第に足が着かなくなっていきました。二つ目の滝では、もう水の冷たさには慣れていたため、冷たさは一つ目の滝よりは感じませんでした。しかし、二つ目の滝は一つ目の滝とは違い、足を置く所や手をかける所が少なく、その点でいうと、一つ目の滝よりきつかったと思いました。

 今回の沢登りを通して、改善しようと思った事は二つあり、一つ目は水泳を出来る様にすること、二つ目はクライミングを上手く出来る様になることです。来年ももしかしたら沢登りに行くかもしれないので、今回よりも出来る様にしたいです。

 

高1C組 ゆーと 今回の山行の感想

 今回の沢登りでは、地下足袋に草鞋を履いて行きましたが、石が大きめでゴロゴロしていたので、足の裏が少し痛かったです。一番印象的だったのは、二つ目の滝を登ったことです。滝と言っても小さなものでしたが、滝付近は水深が深く、登るために手や足を掛ける場所が分かりづらく、非常に苦戦しました。必死過ぎるあまり、眼鏡を落したことに気づきませんでした。二つ目の滝を全員登った直後に雷が落ち、今回はそこで終了となりましたが、沢の歩き方や滝を登るルートだったりと、色々勉強になりました。また、沢登りをする時は度入りのゴーグルを準備しようと思いました。

高3B組 えな

2024年8月5日、奥多摩へ沢登りに行った。沢に着くまではどうという事はなかったが、沢から滝壺までの道のりは険しく困難を極めた。浅瀬からはじまる沢は進んでいくにつれ深くなり泳いで進んで行くことになった。沢はプールで泳ぐのとは勝手が違い、水着ではなく服を着て泳いだのもあり、ばた足をしても中々進む事が出来なかった。滝壺を登る時に関しては、掴む場所、足場は苔の影響で滑りやすくなっていた。岩と岩の溝を足場にしなければ、滑って登る事ができなかった。真夏に行った沢登り。この一日は、冬かと思うような一日だった。

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