2024年8月10日(土)~8月11日(日) 長野県飛驒山脈 針ノ木岳
8月10日 22:40 新宿都庁地下大型バス駐車場集合 新宿-(夜行バス)-扇沢(1433m)…(50分)…大沢小屋…(30分)…雪渓取付地点…(80分)…針ノ木峠…(30分)…針ノ木岳(2821m)…(28分)…針ノ木峠…(84分)…大沢小屋…(50分)…扇沢-(アルピコ交通バス)-大町温泉郷・入浴-(アルピコ交通バス)-信濃大町駅-(大糸線・中央本線)-八王子駅・解散
先日、取りやめとした山岳部夏山合宿につきまして、高3部員から「部活動を納得いく形で終えたい」という希望もあり、高3山行を行いました。
安全かつスピーディに行動するために、顧問のター先生と高3B組エナの2人で山行に行きました。エナの希望で、飛驒山脈、富山県と長野県の県境にある針ノ木岳を登りました。
針ノ木岳は、大正の初めに鞍部にある針ノ木峠にちなんで、針ノ木岳とよばれるようになりました。針ノ木とは周辺の谷に分布するミヤマハンノキのことです。富山県側では「地蔵岳」とよばれていました。
エナはたいへん足が速く、朝方の涼しいうちに、針ノ木岳の頂上に着きました。晴天に恵まれ、水晶岳など北アルプスの山々が見渡せました。
いつもの山行だと、顧問のター先生が部員たちの様子を写真に撮ったり、部員たちより先回りをして、部員たちの山道を登る様子を動画で撮影します。
今回は、ター先生が先回りをしようと山道を駆け登ると、エナも走ってついて来るので、結構撮影するのが大変だったようです。後で動画を確認すると、頂上まで一定のペースを保って登ったようです。
針ノ木岳頂上でゆっくり立山連峰、槍ヶ岳、穂高連峰などのアルプスの山々を眺めてから下りました。下りの道のりは、日差しが強くなり、大変暑くなり、大汗をかきました。
扇沢から信濃大町への帰り、途中の大町温泉郷で途中下車をし、温泉に入ってから東京へ帰りました。「部活動を納得いく形で終えたい」ということで、針ノ木岳へ登ったのですが、進路が決まってから、大学入学までの間に卒業山行がありそうです。