11月24日(日)にエスフォルタアリーナ八王子にて、春高バレー東京代表決定戦が行われた。ベスト4に残っている4チーム中、上位3チームが春高バレーへの出場権を獲得できる。
1年前、同じ舞台で惜しくも敗戦。春高出場への夢が途絶えてから早いもので1年が経った。
そして今年、リベンジを果たせる土俵に上がれたことだけでも誇れることではあるが、春高出場への思いは途絶えることなく現役選手たちはここまで頑張ってきた。
試合結果
準決勝 対 駒大高校 25-22、23-25、22-25
3位決定戦 対 東亜学園 12-25、22-25
1試合目は準決勝で駒大高校と対戦した。相手は安定した強さを兼ね備えており、どこまで本校のバレーで相手を崩せるかがポイントであった。結果的にはフルセットの末惜しくも敗戦してしまったが、特に1セット目の中盤以降の本校の勢いは、今まで取り組んできた成果が存分に発揮され、相手を寄せ付けない勢いを感じさせる場面もあった。
2試合目は3位決定戦で東亜学園と対戦した。1試合目でフルセットを戦い終えた後の試合であったこともあり、少なからず体力の消耗と気持ちの立て直しが十分でなかったかもしれない。実際に1セット目は成すすべなく相手の勢いに押されたままセットを落とした。2セット目も7連続失点からスターとする形となってしまったが、中盤で意地を見せ怒涛の7連続得点で18-16まで追い上げた。しかしその後は最後まで食い下がるも一歩及ばず敗戦となり、昨年に続き春高出場の夢は叶わなかった。
昨年度インターハイに出場したメンバーに下級生が一人だけ入っていた。代が変わって残った一人を軸としたチーム作りを行ってきたが、正直ここまでの実績を残せるまでチームとして躍進するとは思っていなかった。
新人決勝大会ではベスト8、関東大会予選ベスト8、インターハイ予選では惜しくもセット率で本戦出場は逃すも第3位、そして春高代表決定戦の舞台に再び立つことができた。戦い方のスタイルは変わったが、「粘り勝ち」の日学スピリッツは継承され、昨年とほぼ変わらない実績を残してくれた。3年生を中心によく頑張ってくれた。本当によく頑張った。
最後に、今大会では昨年度に増して応援が凄かった。鳥肌が立つくらい素晴らしかった。保護者やOBの方々の応援に上乗せして、本校吹奏楽部や在校生の応援が本当に選手の気持ちを鼓舞させてくれたと思っている。あの熱気に溢れた舞台で試合させていただいたことにバレー部一同心から感謝申し上げます。
3年生は今大会を持って引退となり新チームが始動いたしますが、引き続き日学バレー部を応援の程宜しくお願い致します。