9月10日(日)に成城高校にて、全日本選手権(春高バレー)一次予選の2日目が行われた。8月20日に一次予選の1日目が行われ、勝ち上がった32チームでトーナメント戦を行い、上位4校が代表決定戦へとコマを進めることができる。
試合結果
ベスト16賭け 対 多摩大目黒高校 25−13,25−15
ベスト8賭け 対 東洋高校 11−25,25−19,14−25
本校の第一試合目は多摩大目黒高校と対戦した。練習試合などもよく行い、今年度は初めて両校揃って関東大会に出場した。したがって、お互い相手の手の内は分かっており、勢いをつけさせると非常に厄介なチームである。
1セット目、相手のミスから一気に流れを掴み11−1と引き離した。その後は拮抗した展開となったがサーブポイントやブロックポイントが適宜決まり、相手に終始勢いを与えずセットを取ることができた。
2セット目、序盤から若干優勢な試合展開であったが、常に気を抜けない状態であった。結果的には最後まで集中力を切らさず勝つことができた。
第二試合目はベスト8を賭けて東洋高校と対戦した。全国大会の常連校でもあり、8/22の私学大会では本校はストレートで負けた相手でもあった。胸を借りるつもりで、あわよくば勝ちたいという気持ちを抱いて戦いに挑んだ。
1セット目、スタートはまずまずであったが本校のサーブミスを機に連続失点し我慢の展開となった。8−9までは大崩れはせずに何とか持ちこたえていたが、その後は相手の怒涛の攻撃と本校のミスが相次ぎ、途中2度のタイムアウトも効果なく歯車が噛み合わないまま、まさかの12連続失点をしてしまった。さすがに意気消沈してしまう展開ではあったが、次のセットにつなげるべく終盤は多少の粘りを見せた。
2セット目、完全に気持ちを切り替えてスタートから全力を出し切ることを伝えコートに送り出した。序盤にクイック攻撃や連続サーブポイントにより流れを掴み、ムードもよく勢いに乗ることができた。10−5となったところで相手がタイムアウトを取り徐々に追い上げを図ってきた。13−10と差を縮められたが、攻撃陣が踏ん張り16−10となったところで相手は2回目のタイムアウト。その後は一進一退の攻防が続いたが、まさに本校の粘りのバレーを発揮し盛大な応援にも後押しされセットを取ることができた。
3セット目、序盤に流れを掴んだほうが有利に試合を進めることができる訳だが、相手にその流れを与えてしまう展開となってしまった。4−11と一気に差を広げられ、中盤以降も中々差を縮めることができなかった。終盤に5連続得点するも力及ばず負けてしまった。
今大会をもって3年生8名は引退することになった。彼らは部員として選手として3年連続関東大会出場に貢献し、昨年度卒業した2名の先輩と共にチームの主軸として頑張ってくれた。また、チームを強豪校へ仲間入りさせるべく、その道しるべを作ってくれた代でもあった。
その功績を称えると共に、これからの数ヶ月間も日学バレー部員として、卒業後も日学バレー部OBとして、後輩たちへの良きアドバイザーとなってあらゆる場面で活躍してもらいたい。また、部活動で得た様々な経験を今後の人生に生かしてもらいたいと切に願っている。
色々辛い事もあったとは思うが、よく頑張った!お疲れ様!!