中学1年生は入学式を終えてすぐ、オリエンテーション合宿を兼ねた「林業体験」をしに、1泊2日で山梨県へ行ってきました。 日本学園オリジナルのプログラム『創発学』のはじめの一歩です。
竜門峡ハイキングや、野外でのカレー作りなどを通して、仲間意識が高まった2日間でした。 少しひんやりして爽やかな森林、川の流れる音、澄んだ空気、真っ青な空。とても気持ちいいハイキングでしたね。
登りきる頃にはうっすら汗をかくくらい、いい運動になりました。
班ごとにカレーを作りました。カレー作りが初めての友達には慣れた人が教えたり、協力して火を起こしたり。
みんなで助け合いながら作ったカレーはとっても美味しかったですね。 翌日は、毎年お世話になっています木下さんに、林業について取材をしました。実際に林の中で、力を合わせて伐採し、丸太をみんなで運びました。木が倒れたときに歓声、達成感、そして体に伝わる木の感触。「体験」は、何にも勝る宝です。 東京へ戻り、授業も始まった1週間がたちました。少しずつ中学校生活にも慣れてきて、「林業新聞」ももう完成間近です。体験するだけでなく、そこで取材したこと、体で味わったこと、自分で調べたことなどを新聞で「発信」することを大切にしています。 夏には「漁業体験」、2年生では「農業体験」を『体験』し、自ら『発信』する。日本学園中学校の第一次産業の体験による『創発学』のプログラムです。