岡山ー後楽園ー倉敷(班別自主研修)ー岡山駅ー(のぞみ30号)ー東京駅
本日は最終日。さすがに生徒も若干疲れも見られるようです。
今日は最初に後楽園を訪れました。後楽園は兼六園(金沢)、偕楽園(水戸)と並ぶ三名園の一つで景観が美しい庭園です。江戸時代に岡山藩池田家によって造成され、時の藩主により手が加えられつつ現在に至っています。
ガイドさんの案内で園内を見た後は自由散策の時間となりました。園内は非常に広く、一通り回るだけでも時間を要します。どこをどう見て回るかというのも重要になりますが果たして目玉となるようなところを見て回ることができたのでしょうか?川を挟んで岡山城(烏城)も見ることができます。お城が好きな人はこちらも回るといいかもしれません。
後楽園見学の後は最後の班別自主研修で倉敷美観地区を巡りました。倉敷は蔵屋敷や柳並木などの昔ながらの風景、大原美術館などの文化施設、デニムや帆布(はんぷ)などの産業が一体となり独特の雰囲気を持っています。最終日ということでお土産を買ったりもしていましたが普段はなかなか見ることのない白壁なども見ることができたと思います。後楽園〜倉敷と今日は自然や景観を主に見る日となりましたが生徒はどのように感じたでしょうか。東京にも代々木公園や皇居などがありますが、それらとはまた異なった趣の景観だったと思います。
倉敷を出発した後は岡山駅へ戻り新幹線で帰京。特に遅れもなく夕方に東京駅へ戻り駅で解散しました。おつかれさまでした!
2年生にとって入学当初から大きな行事はなかなか経験できなかったこともあり、学年としてはいろいろ制限もある中、修学旅行自体実施できたことは非常にうれしく思います。これもご家庭をはじめ関係各所の方々のご協力があればこそ実施できたことです。改めて厚く感謝いたします。
そして、生徒の皆さんはこの4日間でいろいろなものを見聞きしたと思います。4日間クラスメートと過ごした時間はもちろんとても大切で、大きな財産になるでしょう。と同時に「修学」旅行でもあるのですから、平和学習をはじめ、皆さんがこの4日間で何を学び、学んだことをどうこれからの生活や人生に生かしていくのかを考えてください。これからの事後学習で実際に見聞きしたことをどうまとめていくのか、そしてどのようなことを考え、どういった意見を持つに至るのか、しっかりと「自分なりの」意見を出してください。期待しています。