ウィランガ校では、午前中はまず昨日シーフォード校でやっていたのと同じく、ホストファミリーへの手紙を書きました。指導してくださったのは、ホームステイ開始以来、日学生のお世話をしてくれているクリス先生です。地元のフリンダース大学を出たばかりのまだ24歳の若い男の先生です。授業の合間には、日学生やバディの生徒たちとともにバスケットボールをするなどいつも一緒にいてくれました。サーフィンも一緒に習いました。そういえば、いちばん最初にサーフボードに立てたのはクリス先生でした。
次に受けたのがオーストラリアの先住民であるアボリジニ文化の講義です。アボリジニの血を引く男性講師がアボリジニの生活用品や楽器、ブーメランなどを持参してくれて実物に触れることができました。授業の終わりに校庭に出て、彼らの武器である投げ矢を実際に投げてみました。とても面白い経験ができました。
昼食後、簡単なフェアウェルセレモニーがおこなわれました。ウィランガ校の校長先生から一人ひとりに卒業証書のようなものが手渡されました。ケーキを食べてみんなで記念撮影をしてお開きになりました。ややあっさりとした感じでしたが、生徒たちはそんなことよりも早くコートに行ってバスケをしたいようでした。明日は体育祭がおこなわれます。