先日中学部長の伊藤先生による道徳の授業の第2回がありました。
1度目は4月の下旬。テーマは聞くことでした。授業の始まりを待つ生徒に伊藤先生が出した最初のお題は呼吸。ゆっくり一分間呼吸をする、呼吸に集中。ゆっくり呼吸をしている生徒達に伊藤先生から、とにかくやってみよう、気軽にやってみようと声がかけられ、皆一生懸命呼吸していました。
その後ペアになり話し手、聞き手の役割にわかれ、1年生のときの楽しかったことを聞く、聞く、聞く、とにかく聞く、途中で口を挟まずに聞くことに集中するという時間がきました。1分間話し続けることに苦戦しながら、林業体験、漁業体験、学園祭など1年生のときを思い出しながら懸命に話す生徒、そしてそれを真剣に聞く生徒の顔が印象的な授業でした。
その後、話し手と聞き手の話をしているときの感情、話を聞いているときの感情を共有する時間をもって最初の授業が終了となりました。
2度目の授業のテーマは共感、そしてキリンとジャッカルでした。
キリンとジャッカルに例え、コミュニケーションについて考える時間となりました。授業が終わった後の教室でも、キリンキリン、ジャッカルジャッカルと互いに声を掛け合う様子が見られました。
今後も伊藤先生が道徳の授業に登場します。楽しみにお待ちください。