今年から高校1年の学年主任を務めています。新入生の初々しい姿を毎日見るのが生きがいです。
“風になれ”は、私が発行している学年通信のタイトルです。このタイトルにした理由は、風のような目に見えないものでも受け止められるようになってほしいこと、もう一つは追い風のように何かあった時に背中を後押ししてやれる存在になってほしいからです。仲間の気持ちを汲み取れる思いやりのある人間になってほしい、校祖、杉浦先生がおっしゃったように、まさかの時に役に立つ、仲間を陰からバックアップできるような人間になってほしいという願いを込めました。
私は、コロナ対策で毎朝集合時間の40分ほど前に廊下と教室の窓開けを行っていますが、毎朝同じ顔触れの生徒を見ます。皆、元気よく挨拶をしてくれます。それぞれが語り合ったり朝テストや授業の課題を解いたり、部活動の朝練習をしたりと思い思いのことをやっています。集合時間になれば、他の生徒たちも元気よく遅刻せずに登校してきます。皆が朝から元気よく挨拶を交わし、教室に集えることは本当に素晴らしいことですよね。
新入生の皆さん。はじめの一歩はしっかり踏み出せました。追い風を受けるがごとく、伸び伸びと元気に高校生活を謳歌して下さい。共に三年間を歩んでいきましょう。