表象文化研究部の今年度の活動は、新部員を加えてまだ助走段階です。特に高1の部員が一気に増えました。中学生の部員が増えないかなあと顧問は希望していますが、中3の部員たちが声はかけていると思います。
さて、新学期は土曜日が検定試験や学年行事等で予定が詰まっており、なかなか都内の美術館にみんなで出かけることができませんでした。そろそろ始動しようと思いますが、その前に先日総会で都合のつく生徒だけでも、内部で映画やアニメの鑑賞会を行うことが決まりました。主題としては、近未来を想定したものです。
すでに実施したのが、リドリー・スコットの名高い『ブレード・ランナー』とジャパニーズ・アニメの傑作『アキラ』です。表象文化とは、絵画だけではなく、映画やアニメ、舞台芸術などさまざまなものを指します。あまり好き嫌いを言わず、とにかくたくさんのものに触れて感性を磨きたいものです。自分の感性は、そうやってみないとピンとくるものが何かわかりません。とても盛り上がりました。期末試験最終日(7月5日)には以下の美術鑑賞会を実施します。よろしければ、保護者の許可を得て、顧問までどうぞ申し出てください。一緒に参りましょう。
①『野蛮と洗練 加守田章二の陶芸』(*虎ノ門 菊池寛実記念 智美術館)
②『クリムト展 ウィーンと日本1900』(*上野 東京都美術館)
さらに夏休み7月末の高校オープンキャンパスでは「千と千尋」のカオナシの謎を解く、授業を生徒が行います。8月初旬には伊勢・鳥羽・名古屋方面の2泊3日の合宿を予定しています。