2024年11月10日(日)
大月駅-(富士急1001系)-河口湖駅・1001系・保存車両・撮影-(富士急)-寿駅…がんじゃ踏切付近・1001系・撮影…三つ峠駅・昼食-(富士急)-大月駅・解散
今回の鉄道研究部の校外活動は、富士山麓電気鉄道の見学です。富士山麓電気鉄道は、大月線(大月駅 – 富士山駅間3.6 km)と河口湖線(富士山駅 – 河口湖駅間 3.0 km)の2路線からなります。各列車は、スイッチバック式の富士山駅を通して直通運転が行われています。
普通列車、フジサン特急、富士山ビュー特急が運行されています。またJR東日本中央本線、東京駅・新宿駅・高尾駅方面から、特急「富士回遊」を始めとした直通列車が運行されています。今日は京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)5000系を譲受した車両である富士急行1000形電車1001編成が、2024年12月15日を完全に退役すると聞き、写真を撮りに行きました。今日は大月駅に集合しました。
大月駅から河口湖駅まで、1001編成普通列車に乗りました。本日は、特急「ふじやま」号専用仕様車(座席カバー・テレビ付き)に改造された1206 – 1208編成が連結されていました。部員たちは、1001編成と1206編成の車両を行ったり来たりしながら車内や車窓を眺めていました。河口湖駅で、車庫に止まっている8000系「フジサン特急」や河口湖駅前に保存されている富士山麓電気鉄道モ1形電車を撮影しました。
8000系「フジサン特急」は、かつての小田急20000形電車、1991年から2012年まで小田急電鉄が運用していた特急用車両です。富士急行では2000形、かつてのJR東日本165系「パノラマエクスプレスアルプス」を「フジサン特急」に運用していました。2000形の老朽化し、部品の調達が難しくなったので、小田急電鉄のRSE車を譲り受け、2000形に代わる「フジサン特急」として運用されました。
富士山麓電気鉄道モ1形電車は、1929年に富士急行、かつての富士山麓電気鉄道に導入された電車です。河口湖駅で電車を撮影してから、普通電車に乗り、寿駅へ行きました。
寿駅から20分ほど歩き、がんじゃ踏切へ行きました。富士山を背景に富士山麓電気鉄道の写真を撮影できるところです。今日は曇っていて、河口湖駅で雲の切れ目から僅かに富士山のお鉢が見えたぐらいでした。部員達は、1001編成と1206編成、特急「富士回遊」、6000系電車を撮影しました。
一通り電車を撮影してから、三つ峠駅まで歩きました。近くのコンビニで昼食を買い、三つ峠駅の待合室で昼食を食べました。三つ峠駅から大月駅まで普通電車で行きました。三つ峠駅で課題レポートの担当を決め、解散しました。今日は天気が悪かったけれど、すいていたので、落ち着て電車を撮影出来ました。
高1Ⅽ組 キック 今回の散策で、初めて富士山岳鉄道に乗車しました。存在自体は知っていましたが、実際に乗車したことは無かったので正直とても楽しみにしていました。実際に乗車してみて、山手線や東急線など東京を走る電車とは見える風景などが全く違いました。東京を走る電車から見える景色は高層ビルなど高い建物が多く見え、田畑などは殆ど見えない場合が多かったのですが、富士山岳鉄道から見える景色は広く広がる田畑が多く見えたのでとても長閑(のどか)な鉄道だと感じました。
中3B組 まき 今回の散策では、富士急行の散策に行きました。名前は知っていましたが、初めてだったのでとても楽しみでした。乗車してみましたが都心とは違って、田んぼなどが広がるのどかな風景が車窓から見えてとても自然に溶け込むような鉄道だと感じました。