男子校の日本学園ですが、このたび念願の「料理・焼き菓子」同好会発足です。
顧問は中学・添田と、高校・大森の国語科コンビ、部長は高校1年生のО君です。
バター、お砂糖、卵、粉。洋酒漬けのドライフルーツやナッツを練り込んだり、フレッシュなフルーツを焼き込んだり、のせたり。どっしり、しっかり焼くだけ。よく焼き、洋酒を使うので、とっても日持ちします。焼きたてはもちろん、日がたてばたつほど、バターが室温になじんで、しっとりより美味しくなります。ドイツ生まれのクラシックな「シュトーレン」は、クリスマスの4週間前から少しずつ食べるのが伝統的です。洋酒やスパイスを使い、水分量の少ない材料で焼き上げる「焼き菓子」は、冷蔵の必要もなく保存のきく、安心なお菓子。日々の心と体の栄養価、抜群だと思うのです。
ワンボールで、おしゃべりの片手間に自由な創作意欲。「焼き菓子」は魅力的です。
学生でさえ息つく暇のない現代です。ときどき放課後にお料理しながら、お菓子を頂きながら、おしゃべりをしましょう。ご家庭でも、たまにはおうちの方をソファーでのんびりお待たせして、包丁を握ってあげられるようになれるといいです。
部長のOくんはクラスにチーズケーキをご馳走した翌日レシピを聞きにきて、家でさっそく焼き、お母様にご馳走したそう。男子とのお料理部どんな活動になるのか楽しみです。
写真は、中学の先生たちのサプライズバースデーのときのです。小飯塚先生のときはみんなで教室にこっそりパーティーの準備をして、美術室で忙しく働く先生を教室へ呼び出し、先生はびっくり。「なんだよ…おまえたち…!いつのまに…こんなこと!」とむせび泣いて下さいました。(嘘)でも、とても楽しい放課後のひとときでした。
南アフリカからのALTのジェイミー先生のときは、授業終了のチャイムと同時にキャンドルの付いたケーキを持って私が扉を開け、打ち合わせておいた生徒たちと、T.T(ティーム・ティーチング、日本人の先生とチームでの英語の授業があります)の中島先生で、♪ハッピーバースデー♪を大合唱。感謝の気持ちを贈りたいね、と生徒と計画しました。とても喜んでくれました。彼は今、仕事のかたわら、中学生と一緒に検定に向けて漢字の練習もする勉強家。その姿勢は中学生の素敵なお手本です。
今週末の体育祭に向けて中学を引っ張る三年生の担任・山下先生のお誕生日も盛大にお祝いしましたが、写真が見つけられず・・・。あの日もいい思い出です。
日常には焼き菓子、特別な日にはスペシャルなケーキ。そして、男子の創作料理。活動開始しましたら、作品をアップしますね。
そして日頃、本校の教育にご理解・ご協力頂いております保護者の皆様、お忙しい中いつも保護者会や行事に積極的に参加して下さり、ありがとうございます。先日の中学茶話会には教員もお招き頂き、愉しく美味しいひとときを本当にありがとうございました。日々感謝の気持ちでいっぱいになります。今年も保護者会に何か焼いてお持ちしますね。
(文責 添田)