12/22(日)にエコノミクス甲子園東京大会に参加しました。
エコノミクス甲子園は金融・経済に関する知識や内容をクイズ形式を中心に競い合うイベントです。今回の東京大会はりそな銀行本店が会場になり、本校からは2チーム(4名)が参加しました。全体では30チーム程度の参加で、中には1校から5~6チームも参加した学校もありました。
形式は第1ラウンドが4択ペーパークイズ(50問)。正解すれば点が入りますが、誤答するとマイナスになり、無回答の場合は点数の変動がないというのがポイント。2人で相談をしながら解くことはできるので問題の取捨選択の判断も必要になってきます。ダイレクトに知識を問う問題もありますがセンター試験のような選択肢の文章の正誤を判断する問題もありますし、経済の問題らしい計算問題もありました。
第2ラウンドは早押しクイズ。6問or8問の早押し問題に答えていきます。一番早く3問正解するとボーナス点も入る形式ですが出題数が少ないこともあるのでただ押せばいいというわけにもいきません。本校の生徒は序盤の組に入りましたが残念ながら正解を出すことができませんでした。後で聞くと「これかな?と思ったけど押す勇気が出てこなかった」とのこと。(こういうことがありうるので対策も打ったという面もあります)ベースとなる知識を増やしていくと同時にある程度のスピードと正確性も求められるのでここは慣れも必要な部分かと思います。
上記2ラウンドの合計点上位6チームが決勝に進出します。本校のチームは残念ながら決勝に進むことはできませんでした。
決勝はボードクイズですが、「リスクヘッジ」をするかどうかで正解時の点数や持ち点そのものが変動する形式。決勝に進出できなかったチームも同時に解答します。(正解数が多かったチームには記念品が贈られました)
序盤~中盤で少し差がつきましたが最終問題で「リスクヘッジ」をしたチームがしなかったチームを逆転して優勝するというルールが見事に生かされた結末となりました。
最後、表彰式の後にりそな銀行社長の方から「ぜひ高校生のみなさんも2020年の経済の動きに注目してください」といった内容でお話がありました。
今回は早押しクイズの対策もやってみての参加でした。ベースとなる知識量という点では身につけるべきものはまだいろいろありますが、こういうイベントを通して経済や金融に関する基本的な知識を習得していってほしいと思います。特に金融に関する知識や考えは大人になって生活していく上では必要ですが現状高校生が自分自身で身につけるには大変なのかなとも感じます。今回のイベントをきっかけに知識面からも経済に関心を持ってくれたらと思います。