令和2年度も「学生円ダービー」は開催されます。今回で第20回になります。私が教員になって初めての担任の時から参加し続け、20年が経過したことになります。この為替株式学習部も円ダービーとともに歩んできた気がしますが、ユニーク賞をいただいたのは確か第2回でまだこの部活はできていませんでした。優勝したのも10年以上前なので、もうはるか昔のように思われます。最近の予想はなかなか思うようにいきません。今回は学校閉鎖に準ずる期間中ではありますが、部員とGoogle Classroom Meetを使用して話し合いながら6月末の予想値を考えました。まず、今回の予想はこの5月末から6月末、そして7月末にどのように円が対ドルでどう動くか、その流れを予想しました。ちなみに5月末は107.20円でした。河元:緊急事態宣言も解除され、宣言中もコロナの暴落から少しずつ株価が値を上げている。解除から一気に景気が良くなると予想されるだけでなく、実際に多くの人が消費活動を行うと考えられる。その消費活動には第二波に備えた備蓄消費もあるはず。日本経済が潤い、6月末までは円高方向に動くと予想する。ズバリ6月末は106円30銭か。その後は解除後から多くの人が接触したことで予想通り第二波が襲い、また緊急事態宣言が経済大規模都市圏に発令され、コロナショック第2弾になりそう。そこで景気の不安から円安方向に動き、109円近辺で7月末を迎えると予想した。小林:コロナの影響で企業は大きなダメージを受けている。6月末まではいくら解除されて消費活動が再開されても失業率の増加など日本経済の不安要素が大きく反映され円安方向に動く。6月末はずばり109円22銭。その後解除からうまくコロナと対応でき経済も安定し始めることで安心感から円高に動き始め7月末には107円近辺で動いていると予想した。今井:解除により経済活動が復活し、人々の心にも明るさが漂い景気として日経平均も上向き日本経済が米国に比べ相対的に強いと判断されて円高に動く。6月末はずばり105円80銭。その後7月は予定されていたオリンピックや甲子園が実施されないことによる事業の減少が表面化し雇用も減り倒産する会社がさらに増える可能性があると予想。108円10銭に7月末は動く。為替株式学習部としてはこの3名の予想値を平均して106円94銭で提出することにした。今週はどうやらコロナからの経済復活が期待され、豪ドルを中心に大きく円安に移動しています。米ドルも同様に2円ほど円安に動き現在109円30銭くらいで動いています。この流れは小林の予想にぴったりです。